茶 cha : tea

第206回葩会 -紅茶2種類、抹茶2種類ー

第206回葩会では、4種類のお茶を飲んで頂きました。

・ 食事と一緒に、屋久島の紅茶政所の紅茶

・ お菓子と一緒に、和束町の抹茶(碾茶を臼で挽いたもの)と政所の抹茶(煎茶を臼で挽いたもの)

です。

お客様方のご感想で、私が印象深かったのは、

1、紅茶だけれど、どこか日本茶のイメージがある

2、和束町のお茶は、若い、強い印象である

です。

1、については、私は普段から国産紅茶を飲みなれているのであまり意識していませんでしたが、言われてみるとそうだなあ、と思いました。

2、については、昔は春に収穫したお茶を秋まで寝かせておき、今の季節で11月頃から飲み始め、次の年の10月頃まで同じお茶を飲んでいたわけですが、第206回の茶会は、ちょうど昔の飲み始めの時季にあたります。

今売っているお茶は、昨年のお茶をブレントしてあることもあるようですが、今回お出しした和束町のお茶は、100%今年のお茶のようです。

昔の茶書にも書いてありますが、お茶の気は、飲み始めの11月頃が一番強く、名残り、次の年の10月頃が一番弱まっていることになります。

こういう繊細な味の違いを感じられるとは、さすがはI先生、と感服いたしました。

第205回葩会 -煎茶と抹茶ー

第205回葩会では、

和束町と屋久島、2種類のお煎茶をそれぞれ臼で挽いて頂き(お客様に)、

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まずは煎茶を煎茶として飲み、その後、臼で挽いた抹茶を泡立てて飲みました。

和束町の煎茶(中井製茶場)、屋久島の煎茶(八万寿茶園)、和束町の抹茶、屋久島の抹茶の順です。

・ 同じお茶でも煎茶と抹茶では、味が異なる。味として出てくる要素が違うように感じました。

・ また、季節によっても味は異なるんだなあと思いました。少し前に飲んだ時よりも味が落ち着いているような感じがしました。昔、春に摘み取ったお茶を茶壺に入れて今の時期まで寝かしておいたのは、理に叶ったことなんだなあ、と改めて思いました。

・ 今は一年中同じ味になるようにブレンド、調整されているお茶が多いように感じますが、繊細なお茶の味の変化を感じ取るには、ブレンドしたお茶では難しいかもしれません。

・ 今の茶の湯、茶道では季節感を大切にしていますが、その根幹となる一番大事なお茶が一年中同じ味で、昔と違って季節感が感じられないものになっている、ということについても一度考えてみてもいいのではないかなあと思いました。

第203回葩会  -政所茶、屋久島の茶ー

第203回葩会では、第202回に続き、

政所茶(滋賀県)、屋久島のお茶(鹿児島県)

の2種類のお茶を味わいました。

どちらも、煎茶を石臼で挽いたものです。

・ 政所茶

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・ 屋久島のお茶

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両方を比べてみると、風土の違いを感じました。

最近は、風土の違いを感じられるものが少なくなってきている気がします。

第202回葩会 -石臼ー

最近石臼を頂いたので、中立の前にお客さま方にお茶を挽いて頂き、

そのお茶を皆様に飲んで頂きました。

抹茶の原料である碾茶は手に入りませんでしたので、煎茶を使いました。

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私は、煎茶を粉にしたものを抹茶としてよく飲んでいます。

抹茶用に作られたものに比べて苦みなどは強いですが、甘いお菓子と一緒に飲むのなら、コーヒーとケーキのような組み合わせで悪くないと思います。

抹茶用として作られたお茶は遮光しているので、温室で育てられたお嬢さん的な印象がありますが、煎茶用として作られたお茶は太陽の光を燦々と浴びているので、野性味溢れたワイルドボーイというような印象を受けます。

第185回葩会 -お茶ー

今回の茶会では、3種類のお茶を飲んで頂きました。

ランチの時には、サンドイッチということもあり、紅茶のティーバックを用意しました。

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鹿児島県 屋久島の有機紅茶です。((有)屋久島八万寿茶園)

抹茶は、

① 京都 和束町 ((有)中井製茶場)

② 鹿児島 屋久島 ((有)屋久島八万寿茶園)

の2種類を用意しました。どちらも有機緑茶です。

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写真、向かって右が和束町、左が屋久島です。

正確に表現しますと、和束町のお茶は“茶道用の抹茶”ですが、屋久島のお茶は“微粉末緑茶”です。

2つのお茶の味を表現しますと、

① 手塩にかけて育てられた温室育ちのお嬢さん

② 太陽の光を燦々と浴び、真っ黒に日焼けしたワイルドボーイ

というようなところでしょうか?

泡立ちは、

①の方がクリーミー、②の方が多少泡立ちにくい。

キメの細かさは、

①はかなり細かい、②は多少ざらつきがある

①は、いわゆる“抹茶らしい”味ですが、②は、一般的な抹茶と言われるものに比べると、苦みが引き立つ印象です。

ですが、薬効、という点から言うと、②のお茶の方が強いようにも感じます。

このように2種類のお茶を飲み比べているのは、茶葉の研究の一環です。

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お茶以外の飲み物として、ランチの時にコンソメスープをお出ししました。

有機釜炒り茶

第144回葩会では、

食事の時には、プーアール茶

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中立(休憩)のあと、有機釜炒り茶抹茶

を飲みました。

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有機釜炒り茶は、

高知の国友農園、というお茶屋さんのお茶です。

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日本産の茶葉を使っているが、中国茶のような釜炒り茶である。

というところから、

日本茶と中国茶の両方の要素を持ったお茶、という印象を受けます。

独特の香りがあります。

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昨年、茶園を見学させていただきました。

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中国の武夷山に似ている気がします。

HPによると、

http://www.kunitomo-f.co.jp/shop/item02000003.htm

上記のお茶は、

小倉山の雑木林の中に自生する実生の山茶を自然栽培し、その中でも陰地の茶木の新芽のみを一芯二葉手摘みにし、釜炒りに仕上げました。
挿し木の栽培種と異なり岩の間へと深く根を張り、2億年前ともいわれる古生層の
岩の成分を吸収した独自の深い澄んだ味わいと、鼻腔から再び戻って香る岩韻とも
言われる戻り香をお楽しみ頂けます。
森の落葉樹の養分の味をまといながらも、岩質のミネラル分の風味がスッキリと
味全体を引き締めた様な野生の味を楽しんで頂けます。
自然の森の木々の遮光により、野生の茶葉の渋味、苦味がより柔らかでありかつ、
深みを増した風味に仕上がっています。

と書いてありましたが、

飲んでいると、茶畑のある山の風景が浮かんでくるお茶、という感じがします。

女性の社長さんなのですが、とても真摯にお茶づくりに取り組んでいらっしゃいます。

また一度、味わってみてください。

お茶の味 -2つのベクトルー

先日の第142回葩会では、

“名水” を使いましたので、お茶を飲む前に、まずは、釜で沸かしたお湯を飲んで頂きました。

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それから、

お茶をお出ししました。

今回のお茶は、

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最近頂いた、小山園さんの、新しい抹茶!?です。

濃茶用のお茶のようで、皆様、美味しいお茶だなあ、

とおっしゃっていました。

こんなことを言うと、小山園さんに怒られそうですが、

新しく銘々されたお茶だからか、

「気合入ってるなあ・・・」

と思いました。

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少し前ですが、私のお茶の先生が点てて下さったお茶を頂いたとき、

このお茶は、本当に美味しいなあ、と思いました。

ポットのお湯で、抹茶の茶葉もごくごく普通のものなのに、

心の底から、美味しいお茶だなあ、と感じました。

この、先生が点てて下さったお茶を頂きながら、私は、あることに気づきました。

それは、お茶の味には、2つのベクトルがある、ということです。

1つは、茶の味をとことんまで追求するベクトル です。

茶葉、水、お湯の温度・量、淹れ方(点て方)、などなど、純粋にお茶そのものの味を追求するベクトルです。

そして、もう一つのベクトルは、心を味わうベクトル、です。

料理の極意は、『愛情、工夫、真心』、と村上信夫さんがおっしゃっていましたが、お茶の味にも、同じことが言えると思います。

お茶の味の中には、純粋なお茶の味だけでなく、淹れて(点てて)くれた人の気持ちも含まれているのです。

私が、先生のお茶を心底美味しいと感じたのは、

97歳という人生の積み重ねられた味、何十年にわたってお茶を点ててこられた年月の積み重ねの味、

を味わったからだと思います。

茶の湯の名人になるには、

・ 茶の味をとことんまで追求すること 

・ 一杯のお茶に気持ちを込めること、その込められた気持ちを味わうこと

この両方がどちらも高いレベルであることが必要なのです。

本当の先生、師匠というのは、取り立てて何かを教えるというより、何気ない一言、何気ないことで、弟子に大きなことを気づかせてくださる存在なのだなあ、と感じました。

私などは、まだまだ全然やなあ・・・・・、

と、改めて思いました。

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【番外編】

ここで、味覚テストです。

ペットボトル茶 『綾鷹』のCMによると、急須で淹れたお茶かどうか、和菓子職人の30%以上が判別できない、ということのようですが、

ペットボトルのお茶が何の違和感もなく飲めるのなら、

実は、化学薬品漬になっているかも?、味覚音痴かも?

といったことについて、考えてみる必要があるかもしれません。

私は個人的には、ペットボトル茶と急須のお茶の味の区別が出来ないような和菓子屋さんのお菓子は、買いたくないです。

但し、

・ ペットボトル茶に使われているような下等な茶葉を、急須で淹れてみる

・ ペットボトル茶と条件を同じにするために、急須の中に、“ビタミンC”と呼ばれる化学薬品を入れる

・ 温度、茶葉の量、お湯の量、蒸らし時間、などを全く考慮せず、ただ、急須の中に茶葉とお湯を入れて出す

というようなことが行われていたのなら、

急須で淹れたお茶とペットボトル茶の区別がつかないかもしれません。

ほうじ茶、プーアール茶、山谷双井茶、抹茶

第141回葩会では、

ほうじ茶、プーアール茶、山谷双井茶、抹茶

この4つのお茶を飲みました。

・ ほうじ茶

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・ プーアール茶

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・ 山谷双井茶

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この 山谷双井茶は、新芽だけを摘み取ったお茶のようでした。

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お菓子やお料理にも使ってみました。

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・ 抹茶

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山谷双井茶と同じしつらえで、一部道具を入れ替えて抹茶を点てました。

この2つのお茶は、どちらも中国茶のお茶碗で飲んで頂きました。

まず、繊細な山谷双井茶を飲み、次に比較的味の濃い抹茶、という順番だったので、

1つのお茶碗で2種類のお茶を飲んでも、特に問題はないように感じました。

 

第140回葩会

昨日は、第140回葩会でした。

今回の茶会のテーマは、『お茶に注目』 でした。

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といった、いろんなお茶を飲んでみました。

嬉野玉緑茶 ・ 宇治抹茶 ・ 中国プーアル茶

第139回葩会では、

3種類のお茶を飲みました。

・  嬉野の玉緑茶。

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・ 宇治の在来種の抹茶

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・ 中国のプーアール茶

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一口にお茶、

と言っても、

本当にいろんな種類がありますね。

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