文化・芸術

星野道夫の旅

京都の高島屋で開催されている『星野道夫の旅』展に行ってきました。

・ 人は大自然の中では、ちっぽけな存在なんだなあ。

・ 星野さんは、普通の人には見えていない、見落としてしまうであろうものが見えていた方なんだなあ。

というようなことを思いながら見ていました。

この展覧会は最後に、

短い一生で、心魅かれることに多くは出合わない。 

もし見つけたら、大切に・・・・・ 大切に・・・・・

というメッセージで締めくくられていたのですが、このメッセージが一番心に残りました。

そしてこれは、

短い一生で、心魅かれる人に多くは出会わない。

もし見つけたら、大切に・・・・・ 大切に・・・・・

と言うこともできるのではないかなあと思いました。

宇治茶世界文化遺産登録推進シンポジウム

先日、京都コンサートホールで行われた

宇治茶世界文化遺産登録推進シンポジウム

に行ってきました。

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まず注目したのは、

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テーブルの飲み物。

テレビなどで見る様々な会議では、机の上にペットボトルのお茶を目にすることが多いのですが、さすがに今回は違いました。

京都府や京都市の市町村の会議では、どのようなお茶が出されているのでしょうか?

宇治茶を世界遺産にという“宇治茶”の中には、ペットボトルのお茶も含まれているのでしょうか?

ミネラルウォーターがvolvicなのは、フランス人の方がワインのお話をされたからでしょうか?

volvicについてちょっと調べてみると、

http://www.kirin.co.jp/products/softdrink/volvic/index.html

ヨーロッパの水の中でも珍しい、日本人に飲みやすい口当たりやわらかな軟水です。

EUと日本のナチュラルミネラルウォーターの基準の違い。

EU諸国

・地下水源があらゆる汚染から完全に隔離され保護されている
・ミネラル成分が一定である
・採水時の温度が一定である
・細菌学的に汚染されていない
・処理が一切行われず自然のままである
・水源地でボトリングしなければならない

日本

・周辺の環境保護は義務付けられていない。 (通常、殺菌処理が施されている)

ということのようですね。

全体的な感想としては、なぜ宇治茶に限定しないといけないのだろうと思いました。

例えば、

日本茶及び日本茶文化

とするならば、日本中の茶産地が含まれますし、文化的背景まで含めると、非常に多くの人を巻き込んだ一大ムーブメントになるような気がします。

家に急須がない人が増えている、とよく耳にします。

普段はライバルである人たちともタックを組んで取り組まないと、結局は共倒れしてしまうことにもなりかねないのではないかなあ、というようなことを感じました。

宇治、京都は、歴史的に見ても日本茶及び日本茶文化の中心的存在だと思いますので、宇治茶に特化するのではなく、日本茶(日本茶文化)をリーダーとして引っ張っていく存在になればいいのでは?と思いました。

ねむの木学園

先日、宮城まりこさんが作られた『ねむの木学園』のテレビ番組を観ました。

その番組の中で、茶室が出てきました。

へーっ、『ねむの木学園』の中に茶室があるんだなあ、と思いながら見ていたのですが、床の間のお花を生けられていた方が、床の間を中心に考えるとこういう向きに生ける方がいいのだが、宮城まりこさんはいつもここに座られていて、私は宮城さんのお席から一番よく見えるようにこちらの方向に生けている、

というようなことをおっしゃっていました。

なるほどなあ、と思いました。

花を生けるときに、このように細やかに心が動く人がどれくらいいるだろうか?私はどうだろう?

というようなことを感じました。

この同じ番組の中で、運動会のお弁当が出てきました。

毎年、観覧席にいらっしゃる支援者全員に手作りのお弁当を振る舞われるようなのですが、そのお弁当箱は、ねむの木学園の庭の青竹で作られたものでした。

拝見していて、心のこもったお弁当だなあと思いました。

村上信夫さんがおっしゃっていた、料理の真髄は、「愛情・工夫・真心」 という言葉を思い出しました。

愛情・工夫・真心」のこもった料理を作る人も、「愛情・工夫・真心」を味わえる人も、減ってきているのではないかなあ、私はどうだろう?と感じました。

 

小鼓

先日、お誘いいただいたので、金剛能楽堂での小鼓の会に行ってきました。

曽和博朗卒寿 曽和哲子米寿 祝賀囃子会 

というお祝いの会でした。

小鼓以外のお囃子、地謡はすべてプロの方でした。

小鼓の音にこれだけ集中して聴いたのは初めてでした。

お能を観に行ったとき、今まではなんということもなく聞いていましたが、小鼓は音を出すだけでもたいへんなのだなあ、と初めて知りました。

全体的な感想としては、大鼓の音が大きいなあと感じました。

小鼓はもともと大鼓よりは繊細な音である上に、大鼓はプロの方だったから、このように感じたのだと思いますが、大鼓の音だけが際立っている印象を受けました。

個人的には、小鼓はプロの方ではないので、大鼓がもう少し音が小さい方が全体として音のバランスが取れているように思いました。小鼓の音が聞こえないことがあったので・・・。小鼓にエールを送る意味で、通常通りにされていたのかもしれませんが。

あるいは、このように感じたのは、もしかして金剛能楽堂のホールの響き方に原因があるのかもしれません。

プロの中にプロでない人が混ざっていた場合、プロはどのようにすべきなのだろう?、と考えながら聴いていました。

最後は、曽和正博さん、曽和鼓堂さん、曽和伊喜夫さん と親子三代がそれぞれ演奏されました。

曽和正博さんの演目は、高野山開創1200年記念として『高野物狂』の一調一管(小鼓と笛)だったのですが、なぜかふと、義経千本桜の狐が頭に浮かんできました。

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ロビーにて、お茶を一服頂きました。

風神雷神

京都国立博物館で行われている『琳派 京を彩る』展 に行ってきました。

11月8日までは、俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一 の3つの風神雷神図屏風が同時に見られるからか、すごい人でした。

私も、これがお目当てでした。

部屋の真ん中に立って、3つの屏風を見比べてみました。

風神、雷神はどちらも神様ですが、俵屋宗達の風神雷神が一番神様に近いように感じました。

私は、宗達の風神雷神が一番好きです。

この3つの屏風をじっと眺めていたら、茶道、茶の湯と重なるところがあるなあと感じました。

今の茶道、茶の湯は、全体として、宗達の風神雷神図を模写し続けている状態ですが、今後も模写を続けるのか、それとも、どこかの時点で模写はやめるのか、どうなんだろう?

というようなことが頭に浮かんできました。 

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