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第208回葩会 -菱葩 その2-

葩餅の原型、菱葩ですが、

宮中のお供え物の鏡餅は、二段の鏡餅の上に葩(はなびら)という白くて薄い丸い餅が十二枚、さらにその上に赤い菱餅が十二枚載っていて、これを菱葩(ひしはなびら)といった。

というものだそうです。

宮中では葩の上に菱餅をのせ、その上に牛蒡と味噌を付けて、臣下へ配られた

そうです。

で、これを今回自分なりに菱葩に仕立ててみたのがこちらです。

Cimg42761

丸い白いのが、中に蓮根が入った蓮根まんじゅう。

ピンクは、羽二重餅を菱型にカットしました。

白味噌に砂糖、みりん、はちみつで味付けしました。

牛蒡は、薄だしで炊いて、砂糖をまぶしました。

完成までには、まだまだ試行錯誤が必要です・・・。

お正月のお料理を考える参考にしようかと、お正月料理の本を見ていたら、

徳島の藍染の藍を扱われていたお家のページに、

・・・お供えのもちは、一升を平たくのして、その上に小鏡(小さい鏡もち)を十二重ね置く。銭さしといって、わらにもちを六個ずつつけたもの二本を一束にしたものも、二束供え、柳にもち花をつけて飾る。・・・

と書いてありました。

十二枚の葩と十二枚の菱餅。

これは、どういう意味があるんだろう?

と思っていたら、徳島にも宮中と同じような風習があったのですね。

雑煮は、丸もち、大根、こいも、にんじん、青菜を入れて白味噌仕立てにする

とお雑煮も京風と同じですね。

このお正月料理の本は以前もぱらぱらと読んだことがあるのですが、その時には、この徳島の鏡餅の記述には全く気づきませんでした。

何事にも “タイミング” があるのかもしれませんね。

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