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2015年12月

全国高校生茶道フェスティバル

少し前になりますが、

『第2回全国高校生茶道フェスティバル』

を見学してきました。

たいへん正直な感想としては、少しがっかりしました。

なぜかと言うと、高校生らしさがあまり感じられなかったからです。

高校生の感性なら、私には考えもつかないようなことがいろいろと見られるのでは?

と期待して行っただけに、残念な感じでした。

大人が決めたことに高校生を当てはめている、というような印象でした。

写真撮影が可能かどうか尋ねたら、大丈夫ですというお返事だったので写真を撮っていたら、写真撮影は禁止です、と別の方から注意を受けたり、名札が渡されなかったり?と、まだ2回目だからか、いろいろなことが定まっていないのかなあと感じました。

2日間開催されたようですが、私は初日しか見ていませんので、2日目は高校生らしい催しだったのかもしれませんが、初日を見た印象では、せっかく流派を超えて全国から集まられているにしては、ちょっともったいない感じでした。

例えば、テーマを決めて、そのテーマに沿ってそれぞれの学校の茶道部がお茶を一服もてなす、というようなことがあってもいいのではないかなあと思いました。

高校生の自由な感性にまかせたら、きっと大人には思いつかないようなものが生まれてくるような気がします。

第188回葩会 -点前座ー

第188回葩会の点前座は

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こんな感じでした。

私は点て出しが好きではないのですが、総勢で21名だったので、所謂抹茶茶碗でお出しするのはやめて、私たちが葩点(はなびらだて)と呼んでいるこのような小茶碗で2種類のお茶を飲んで頂きました。

このお茶とても美味しいから大きいお茶碗でたっぷりと飲みたい、とおっしゃる方があったので、2,3個だけでも普通サイズの抹茶用茶碗を持っていけばよかったなあ、と思いました。

第188回葩会 ーお菓子ー

第188回葩会のお菓子は、

・ 俵まんぢう ( (有)俵屋菓舗 出雲市 )

以前頂いた、フランスの2種類の籠に入れました。

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・ 四季折々 ( 一力堂 松江市 )

出張ということもあり、きれいな箱に入っていたので、箱のままお出ししました。

Naさんが葉っぱで飾り付けてくださいました。

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まだ旧暦の10月、神無月(出雲は神在月)だったので、出雲地方のお菓子にしました。

お懐紙を添えました。

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第188回葩会 -料理ー

第188回葩会の料理は、

・ 茶巾寿司 

薄焼き卵にちらし寿司をおにぎりにして包み、茹でたほうれん草で結びました。

お寿司の具は、人参、かんぴょう、筍、高野豆腐、干し椎茸です。

酢飯は、柿酢を使いました。

器は、第185回葩会にサンドイッチを入れた、柿の葉寿司の器です。

吉野杉の間伐材で作られたお箸を添えました。

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・ お稲荷さん

お揚げの表裏、2種類のお稲荷さんを作りました。

寿司飯の中には、胡麻塩、甘鮭を混ぜ込みました。

寿司酢は、みかん酢と柿酢を使いました。

服部食品の稲荷揚げ。味のしっかりした美味しい油揚げでした。

器は、お弁当の入っていた木箱の再利用です。

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・ お吸い物

カツオと昆布でだしをとったすまし汁に、中央には伊達巻が入っています。

お正月の伊達巻を甘さを控えめにして作りました。

青物をうまく添えるのは今回は難しだろうなあと思い、茶会の前日に頂いたイタリアンパセリを湯がいたものを中心に巻き込みました。

細切りにした柚子を上に散らしました。

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・ ほうじ茶

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でした。

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・ 薄味。ご飯が2種類だったので、一種類がご飯で後はお煮しめのようなものでもよかったのでは?

というようなご感想を頂きました。

お茶のお料理は、お茶の味を消さないために基本的に薄味だと思いますが、今回は年配の方が多かったため、気持ち薄味にした気がします。

私自身の味付けが、もともとそんなに濃い方ではないと思いますので、味付けについては今後いろいろと検討が必要だなあと改めて思いました。

正直、どの程度の味をつけたらいいのか、毎回すごく迷っています。

予算が限られていたので、今回はご飯物2種類にしたのですが、献立については今後の課題にしたいと思います。

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第188回葩会

第188回葩会は、出張茶会でした。

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・ すべてのものを持ち込まないといけない

・ お茶、お菓子、料理を1人800円の予算で

と、今回はいろいろと制約がある茶会でした。

反省点も多く、たいへん勉強になりました。

中国茶会 

少し前になりますが、建仁寺で行われた中国茶会に行ってきました。

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以前も書いたかもしれませんが、私の印象としては、

中国茶は茶の味の追求に重きが置かれ、日本茶は茶文化の追求に重きが置かれてきたように感じます。

人口13億人のうち、お茶を飲んだことがある人(飲める人?)はその1割にも満たない。

というようなお話がとても印象に残りました。

第187回葩会 -白い椿ー

第187回葩会のお花。

床の間には、

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竹の花生に、ワビスケともう一種類(名前はわかりません)の白い椿を生けました。

点前座には、

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茶会の前日に頂いたフランスの銀製の籠に、小さいワイングラスに水を入れて、床の間のお花を入れる時に切り落としたワビスケの花を浮かべてみました。

そして、花の周囲に、同じく切り落とした椿の葉っぱを添えてみました。

.。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。.

茶会の報告がだいぶたまってしまいました。

またぼちぼちと書こうと思います。

宇治茶世界文化遺産登録推進シンポジウム

先日、京都コンサートホールで行われた

宇治茶世界文化遺産登録推進シンポジウム

に行ってきました。

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まず注目したのは、

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テーブルの飲み物。

テレビなどで見る様々な会議では、机の上にペットボトルのお茶を目にすることが多いのですが、さすがに今回は違いました。

京都府や京都市の市町村の会議では、どのようなお茶が出されているのでしょうか?

宇治茶を世界遺産にという“宇治茶”の中には、ペットボトルのお茶も含まれているのでしょうか?

ミネラルウォーターがvolvicなのは、フランス人の方がワインのお話をされたからでしょうか?

volvicについてちょっと調べてみると、

http://www.kirin.co.jp/products/softdrink/volvic/index.html

ヨーロッパの水の中でも珍しい、日本人に飲みやすい口当たりやわらかな軟水です。

EUと日本のナチュラルミネラルウォーターの基準の違い。

EU諸国

・地下水源があらゆる汚染から完全に隔離され保護されている
・ミネラル成分が一定である
・採水時の温度が一定である
・細菌学的に汚染されていない
・処理が一切行われず自然のままである
・水源地でボトリングしなければならない

日本

・周辺の環境保護は義務付けられていない。 (通常、殺菌処理が施されている)

ということのようですね。

全体的な感想としては、なぜ宇治茶に限定しないといけないのだろうと思いました。

例えば、

日本茶及び日本茶文化

とするならば、日本中の茶産地が含まれますし、文化的背景まで含めると、非常に多くの人を巻き込んだ一大ムーブメントになるような気がします。

家に急須がない人が増えている、とよく耳にします。

普段はライバルである人たちともタックを組んで取り組まないと、結局は共倒れしてしまうことにもなりかねないのではないかなあ、というようなことを感じました。

宇治、京都は、歴史的に見ても日本茶及び日本茶文化の中心的存在だと思いますので、宇治茶に特化するのではなく、日本茶(日本茶文化)をリーダーとして引っ張っていく存在になればいいのでは?と思いました。

第187回葩会 -お菓子ー

第187回葩会のお菓子は、

・ ささらがた 栗・芋 (両口屋是清製) / チュニジア製のお皿

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・ ほろほろ佇古礼糖 黒豆きなこ (加加阿製) /   トルコ製のお皿

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・ 飴ちょこ ビター (加加阿製) / Naさん作

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・ かんころ餅 (真鳥餅店製) /  フランス製のお皿

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・ お土産に頂いたお菓子 /  越前塗

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でした。

お菓子の器は、すべて頂き物です。

第187回葩会 -料理ー

第187回葩会の料理は、

・ 芋煮汁

山形県ご出身の方々が作って下さった芋煮汁がとても美味しかったので、真似てみました。

小芋、3種類のきのこ(ボリボリ、ヌメリイグチ、鳥海なめこ)、干しシイタケ、こんにゃく、ごぼう、ネギ。米沢牛は手に入らなかったので近江牛を入れました。

味付けは、山形県の芋煮汁は醤油味でしたが、今回は、醤油に少しお味噌も加えました。

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・ こんにゃくとクルミの白和え

豆腐は、木綿豆腐を湯通ししてから、すり鉢でよく擦りました。

こんにゃくは、食べやすい大きさに切ってごま油で炒め、醤油と味醂とかんずりで味付けしました。

クルミは乾煎りしたあと、すり鉢でよく擦りました。

クルミの方が胡麻よりコクがあるように思います。

隠し味に煎り酒を少々入れました。

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・ 菊と菊菜の酢の物

山形県の食用菊を頂いたので、菊菜と酢の物にしました。

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・ 新米のおにぎり

丹後の無農薬米です。

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・ いちじくのコンポート

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硬めのいちじくをワイン、お砂糖、蜂蜜で煮ました。

彩りに、第186回のコーヒーゼリーを見習って金箔をあしらいました。

・ 有田みかん

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以前頂いたフランス製の籠に入れてみました。

お好み

この飯器は、今年の4月の弘法さんで手に入れたもの。

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このお盆(膳)は、今年の11月の弘法さんで手に入れたもの。

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第187回葩会で使ってみたのですが、

まるで揃えたようによく似ていました。

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お盆の裏は、

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このようになっていて、伊勢の塗物のようです。

飯器はどこのものか?です。

飯器に合わせてお盆を購入したわけではなく、取り合わせてみたらとてもよく似ていて、私も驚きました。

黒漆でも赤漆でもない、こういう塗物が私は好きなんだなあ・・・。

新たな発見でした。

ねむの木学園

先日、宮城まりこさんが作られた『ねむの木学園』のテレビ番組を観ました。

その番組の中で、茶室が出てきました。

へーっ、『ねむの木学園』の中に茶室があるんだなあ、と思いながら見ていたのですが、床の間のお花を生けられていた方が、床の間を中心に考えるとこういう向きに生ける方がいいのだが、宮城まりこさんはいつもここに座られていて、私は宮城さんのお席から一番よく見えるようにこちらの方向に生けている、

というようなことをおっしゃっていました。

なるほどなあ、と思いました。

花を生けるときに、このように細やかに心が動く人がどれくらいいるだろうか?私はどうだろう?

というようなことを感じました。

この同じ番組の中で、運動会のお弁当が出てきました。

毎年、観覧席にいらっしゃる支援者全員に手作りのお弁当を振る舞われるようなのですが、そのお弁当箱は、ねむの木学園の庭の青竹で作られたものでした。

拝見していて、心のこもったお弁当だなあと思いました。

村上信夫さんがおっしゃっていた、料理の真髄は、「愛情・工夫・真心」 という言葉を思い出しました。

愛情・工夫・真心」のこもった料理を作る人も、「愛情・工夫・真心」を味わえる人も、減ってきているのではないかなあ、私はどうだろう?と感じました。

 

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