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2015年11月

第187回葩会

第187回葩会は、

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こんな感じでした。

葩会の茶会は、完成したものをご披露するというよりいろいろなことを試みる場であるのですが、今回も前から温めていたことに挑戦してみました。

昔のお茶人さんたちも、このようにしながら様々なことを形づくられていったのかなあ、と感じました。

第186回葩会 ー参加者よりー

・ 遠くの山が望める新調された茶室、床飾り、お道具すべてが新鮮であった。特に、富士釜、桑小卓の組合せが、感じよい。お料理、お菓子~そしてお茶ご亭主の心遣いが感じられる。席が変わると新たな何かを発見したような気分。この日は、久し振りに初心に返れたのかも!

・ お茶を楽しみながら、紅葉も観られ、秋の一日 楽しまさせていただきました。

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名残りの木槿です。

ほとんどの木槿は夏の暑い時期に咲きますが、冬がもう間近という時期に花を咲かせる木槿もあるのですね。

花を咲かせる時期は、それぞれ、なのかもしれません。

ガラスの茶室

先日、前から一度見てみたいなあと思っていた、

ガラスの茶室 http://www.shorenin.com/topic/index.php?catid=2  

に行ってきました。

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・ このガラスの茶室は、風炉、釜や水指が飾ってなくても茶室に見えるだろうか? 

・ 今、“茶室”と言われているものは、茶道具が飾ってなくても茶室として存在しているわけだが、何がそうさせているのだろう?

これが、私の第一印象です。

今年の4月から1年間くらい、この場所に展示されているようですが、

・ ひと月ごとに茶室の飾りつけを替えてもいいのでは?

・ 例えば、大学の茶道部などに順繰りで協力してもらって、観光客にお茶を一服お出ししてもいいのでは? お茶とお菓子で500円とか・・・。茶室の周囲にベンチがあるし、観光客も多いし。

というようなことを感じました。

今のような形で置いておくだけではもったい気がします。

第186回葩会 -ご亭主よりー

いつも楽しみに参加させていただいている葩会の会場をとのお話に「とんでもない」と思っていましたが、お茶のことをあまり知らない夫が「どうぞ」と安請け合いしたのが始まりでお受けすることになりました。

何度「番外編で…」「勝手流で…」とおことわりをしたことでしょう。

まともなお茶道具がない、お出しするような料理のレパートリーがないと一人悩んでいましたが、破れかぶれあるがままに、「お友達に宇治までお出かけください」の気分ですればいいのではと思いを返しました。たいていは掃除担当の夫も食器や献立にまで口を出して二人三脚が始まりました。

前後に外出の予定が詰まっていましたので、奥の手でお食事は前もって作っておける「サンドイッチ」と「中華チマキ」にしました。お聞きになっただけで「変?」と思われるでしょうが、これが破れかぶれ、食器だって和洋折衷、総動員して何でもありでした。

 初めて使う電気炉の周りにはご厚意でいただいたお道具も場所を得て、それらしく整ったのではと心から有難い気持ちなりました。

いつも、大活躍のMさまはじめSさま、Hさまにはゆっくりお客様になってもらってと、お点前をMさま、N様にお願いして私は座ったままでお茶碗の濯ぎ温めを担当しました。二種のお茶をゆっくり堪能していただけたのではと思います。

それぞれにご感想をお持ちだったことでしょう。

何も置かないお部屋を作る、ない物は代替え品で工夫するが私の家づくりのテーマでしたが、今回葩会番外編の会場をさせていただけて感謝です。

そしてつくづく思いますのは、百八十回余も葩会を主宰してこられたM様の信念と力量に敬服する次第です。二百回を目指して一層のご活躍をお祈りいたします。

小鼓

先日、お誘いいただいたので、金剛能楽堂での小鼓の会に行ってきました。

曽和博朗卒寿 曽和哲子米寿 祝賀囃子会 

というお祝いの会でした。

小鼓以外のお囃子、地謡はすべてプロの方でした。

小鼓の音にこれだけ集中して聴いたのは初めてでした。

お能を観に行ったとき、今まではなんということもなく聞いていましたが、小鼓は音を出すだけでもたいへんなのだなあ、と初めて知りました。

全体的な感想としては、大鼓の音が大きいなあと感じました。

小鼓はもともと大鼓よりは繊細な音である上に、大鼓はプロの方だったから、このように感じたのだと思いますが、大鼓の音だけが際立っている印象を受けました。

個人的には、小鼓はプロの方ではないので、大鼓がもう少し音が小さい方が全体として音のバランスが取れているように思いました。小鼓の音が聞こえないことがあったので・・・。小鼓にエールを送る意味で、通常通りにされていたのかもしれませんが。

あるいは、このように感じたのは、もしかして金剛能楽堂のホールの響き方に原因があるのかもしれません。

プロの中にプロでない人が混ざっていた場合、プロはどのようにすべきなのだろう?、と考えながら聴いていました。

最後は、曽和正博さん、曽和鼓堂さん、曽和伊喜夫さん と親子三代がそれぞれ演奏されました。

曽和正博さんの演目は、高野山開創1200年記念として『高野物狂』の一調一管(小鼓と笛)だったのですが、なぜかふと、義経千本桜の狐が頭に浮かんできました。

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ロビーにて、お茶を一服頂きました。

第186回葩会 -お菓子ー

第186回葩会のお菓子は、

・ 菊襲 (京都 かぎや正秋)

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・ 奈良の干し柿のお菓子

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・ ときわ木 (京都 かぎや正秋)

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・ 雪がわら (福井 亀屋製菓)

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・ 両判 (京都 末富)

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でした。

たくさんのお菓子を出していただきました。

これは今度のお茶会に使おうと戴き物のお菓子などを残しておいた、とご亭主がおっしゃっていましたが、私もいつもそうしています。

お菓子の盛り付けを少しお手伝いしたのですが、どの器にどのように盛り付けるのかによってお菓子(お料理もそうですが)の印象がごろっと変わるなあ、と改めて感じました。

池坊展

京都高島屋での池坊展に行ってきました。

会場のいろいろなお花を見ながら強く感じたのは、池坊という流派の特徴はどこにあるのだろう?ということでした。

池坊と他の流派を分けている違いはどこにあるのだろう?

何があれば、どういう要素があれば、池坊流のお花になるのだろう?

池坊展に陳列されるいけばなであれば、池坊流のいけばなと言えるのだろうか?

どこかに全く単独で存在していても、これは池坊流のいけばなである、と見る人が見ればわかるものなのだろうか?

池坊のお花の御稽古をしている方が生けられたお花は、池坊流のお花となるのだろうか?

あれこれ考えてみたのですが、結論は出ませんでした。

池坊流のいけばなを極めれば、神髄は見えるのか?

池坊流のいけばなを極めた人でなくても、神髄は見える人には見えるのか?

見えないのは見る人に見る目がないからなのか、あるいは、もしかして、そこに神髄がないからなのか?

華展を観終った後もいろいろと考えてみたのですが、答えは出ませんでした。

いけばな展を見て、このようなことを感じたのは今回が初めてです。

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ちょっと見にくいですが、彩雲です。

第186回葩会 -お料理ー

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まずこのお盆ですが、ご結婚の時の引き出物、とおっしゃっていました。

お料理は、

・ サンドイッチ

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・ 中華粽

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粽を食べ終わった後、この竹籠に竹の皮を入れました。

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これは内緒の話ですが、なんと、バザーで50円で買われた籠だそうです。

上手に探してこられるなあ、と感嘆いたしました。

・ サラダ

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・ 酢の物

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・ セロリとじゃこ

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・ スープと紅茶

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ウーロン茶

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・デザートのコーヒーゼリー

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でした。

どのお料理もとても美味しく頂戴いたしました。

君よ憤怒の河を渉れ

高倉健さん主演映画 『君よ憤怒の河を渉れ』。

以前、高倉健さんの特集番組を観ていたら、この映画が中国で爆発的な人気があったいう話が出てきました。一度観てみたいなあと思っていましたが、やっと観ることができました。

11月10日がお命日らしく、高倉健特集があったからです。

映画の内容は、

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%9B%E3%82%88%E6%86%A4%E6%80%92%E3%81%AE%E6%B2%B3%E3%82%92%E6%B8%89%E3%82%8C

をご覧ください。

これは、1976年2月11日に公開されたようですが、この映画の中に描かれているようなことは、今現在でもありうることなのではないかなあ、と感じました。

高倉健さんが演じる主人公の杜丘冬人は、無実の罪を着せられて犯人として追われるわけですが、犯人として追われている人だと知りながら、何人もの人が杜丘冬人を匿い、助けます。 例えば、

・ アパートの管理人 : なぜ、私を匿ってくれるのかという杜丘冬人の問いに対し、通報した女性よりあなたの方が信用できそうだから、と答えます。

・ 夜の街で働く女性 : 私を匿ったらあなたも罪に問われます、という杜丘冬人に対してその女性は、私のような仕事では、法律をすべて守っていては生きてはいかれない、と答えます。

“犯人”というレッテルではなくて、“杜丘冬人”とはどういう人なのか? ということをそれぞれが自らの眼で見て判断した、ということですね。

1976年と言いますと、今から40年くらい前になりますが、以前の日本人と今の日本人は変わったのか変わらないのか、そして、私ならどういう対応をしたのだろう?

というようなことが頭に浮かびました。

第186回葩会

第186回葩会は、Nojiさんのお宅にお呼ばれしました。

ご自宅での初めての茶会、とおっしゃっていました。

葩会186回の中で、全く水屋にかかわらず完全にお客だったのは今回が初めてです。

記念すべきお茶会になりました。

180回以上亭主をしていても、毎回反省してばかりです。

初めてのお茶会、本当にお疲れになっただろうなあ、と感じました。

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第185回葩会 -お茶ー

今回の茶会では、3種類のお茶を飲んで頂きました。

ランチの時には、サンドイッチということもあり、紅茶のティーバックを用意しました。

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鹿児島県 屋久島の有機紅茶です。((有)屋久島八万寿茶園)

抹茶は、

① 京都 和束町 ((有)中井製茶場)

② 鹿児島 屋久島 ((有)屋久島八万寿茶園)

の2種類を用意しました。どちらも有機緑茶です。

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写真、向かって右が和束町、左が屋久島です。

正確に表現しますと、和束町のお茶は“茶道用の抹茶”ですが、屋久島のお茶は“微粉末緑茶”です。

2つのお茶の味を表現しますと、

① 手塩にかけて育てられた温室育ちのお嬢さん

② 太陽の光を燦々と浴び、真っ黒に日焼けしたワイルドボーイ

というようなところでしょうか?

泡立ちは、

①の方がクリーミー、②の方が多少泡立ちにくい。

キメの細かさは、

①はかなり細かい、②は多少ざらつきがある

①は、いわゆる“抹茶らしい”味ですが、②は、一般的な抹茶と言われるものに比べると、苦みが引き立つ印象です。

ですが、薬効、という点から言うと、②のお茶の方が強いようにも感じます。

このように2種類のお茶を飲み比べているのは、茶葉の研究の一環です。

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お茶以外の飲み物として、ランチの時にコンソメスープをお出ししました。

風神雷神

京都国立博物館で行われている『琳派 京を彩る』展 に行ってきました。

11月8日までは、俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一 の3つの風神雷神図屏風が同時に見られるからか、すごい人でした。

私も、これがお目当てでした。

部屋の真ん中に立って、3つの屏風を見比べてみました。

風神、雷神はどちらも神様ですが、俵屋宗達の風神雷神が一番神様に近いように感じました。

私は、宗達の風神雷神が一番好きです。

この3つの屏風をじっと眺めていたら、茶道、茶の湯と重なるところがあるなあと感じました。

今の茶道、茶の湯は、全体として、宗達の風神雷神図を模写し続けている状態ですが、今後も模写を続けるのか、それとも、どこかの時点で模写はやめるのか、どうなんだろう?

というようなことが頭に浮かんできました。 

第185回葩会 -マイ茶筌、マイ茶碗ー

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今回初めての試みとして、参加者全員に、マイ茶筌とマイ茶碗をご持参下さるようにお願いしました。

私は、お茶碗に抹茶とお湯を入れ、それぞれがマイ茶筌、マイ茶碗で自分のお茶を点てる、というスタイルです。

野外だとお茶碗を洗ったり、ということが難しいのでこのようにしてみたのですが、好評でした。

2種類の抹茶を用意したのですが、お好きなお茶をお好みの量でお好きなだけ飲んで頂くことができました。

通常の茶会では亭主がすべてのお茶碗を用意しますが、自作のお茶碗など、それぞれがお持ちになったお茶碗についてのお話も弾み、参加型茶会の1つのスタイルなのでは?と感じました。

第185回葩会 -お菓子ー

第185回葩会のお菓子は、

① 地伝酒どら焼 (松江、一力堂)

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② お土産に頂いた、スペインのキャンディとチョコレート

③ おくちどり (京都 俵屋吉富)

④ 翁飴 (上越 伊藤製飴所)

⑤ 振出に入れた、金平糖

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でした。

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【補足】

① 「出雲地伝酒は、出雲地域で古くから特別な料理酒として使われてきました。濃厚な旨みと甘さ、そして独特の風合いがあり、野焼きかまぼこ・宍道湖七珍料理などに調味料として利用され、出雲の食文化に欠かせないもの」 だそうです。

② スペインバルセロナ発祥のキャンディのお店、パパブブレpapabubble は、日本にもお店があるようですね。スペイン版の金太郎飴ですね。

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ちなみに、キャンディが入っている器も、お土産に頂いたメイドイン・スペインです。

③ この“おくちどり” は、毎月のように絵柄が変わるようですね。野外なので、干菓子器は使わず、箱ごとお出しました。

④ 翁飴は、

・ 「江戸時代の製法を今に伝える歴史の越後銘菓」 

・ 「いまだに薪の火を使い、その炎の微妙な調整如何で製品の出来の良し悪しを見定めるそうで、まさに確かな職人の腕前でしょう。すべて手作業により製造されています

ということのようですが、原材料は、水飴、砂糖、寒天の3種類。安心して食べられますね。

⑤ Nakaさん作の振出(ふりだし)です。

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振出の蓋は、

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メタセコイアの実。

振出の中には、

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これが入っています。

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