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2013年12月

第154回葩会、お菓子 -干し柿、ぬれ甘なっとう、彩紋ー

第154回葩会のお菓子は、

* 干し柿 (伯父の手作り)

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*  ぬれ甘なっとう(花園万頭) ・ 彩紋(彩雲堂)

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でした。

いずれも、頂き物、お土産です。

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朝ドラの【ごちそうさん】

の中で、

「料理は人を傷つけない」

というような言葉を聞いていて、

大変残念ながら、今は人を傷つけるような料理が多いのではないかなあと思いました。

農薬、添加物、化学調味料、などなど人体によろしくないものが使われれている食材、料理がとても多いように思います。

よほど気をつけて食材を選ばないと、知らず知らずに内に、体を傷つけてしまう料理、食品を大量に摂取していることになるのではないでしょうか?

村上信夫さんが、料理には 「愛情・工夫・真心」 が大事、

とおっしゃっていましたが、出来合いの料理が多い現在では、

料理で体だけでなく、心も温める、料理で心身の傷を治す、というようなことも難しくなってきているのではないでしょうか?

私たちは、長い間家々で守り伝えられてきたおせち料理を作らなくなったり、というように多くの物を失ったわけですが、その代償として、一体何を手に入れたのだろうか?と改めて考えてみたのですが、

何を手に入れたのかがよくわからず、失ったものが多すぎるような気がしてきました。

第154回葩会 -床飾りー

第154回葩会の床飾りは、

【初座】

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軸物は、松の画賛。

葉っぱ付きの柚子を頂いたので、板(船板)の上にのせて軸の前に飾ってみました。

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【後座】

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お花は、白佗助。

でした。

大きな発想転換が必要では?

第153回葩会では、

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亭主のNさん作の茶器を使いました。

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この茶器を拝見していて、改めて、

現代の茶人は、私も含め、

先人の真似、コピーばかりで、

何もクリエイティブなものを生みだせていないのだなあ、

と感じました。

今の茶道、茶の湯は、

青は藍より出でて藍より青し

これが、全く欠けているのではないでしょうか?

宇治茶を世界遺産にというような話もあるようですが、

日本茶離れが進み、ペットボトルのお茶をお茶の味だと思っている人が増えている今、

日本茶全体が危機的な状況にあるのに、あまりに視野が狭すぎるのではないでしょうか?

オールジャパン、日本茶全体で様々な問題に取り組むべきではないでしょうか?

茶人も、細かい細部の違いばかりに捉われているのはもうやめて、

基礎の部分は共通にする。

というような発想転換も必要なのではないでしょうか?

細かい各流派の違いにこだわっていることが、茶道人口の減少につながり、

結局は、自分たちの首を絞めることにつながるのではないでしょうか?

茶人はクリエーターですよね。

過去に優れたクリエーターたちがたくさんいらしたから、

今の日本の茶道、茶の湯があるわけですよね。

今の茶人が過去に縛られてクリエーターでないから、

茶道、茶の湯関係のすべての分野が行き詰ってしまっているのではないでしょうか?

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もう一度、上記の茶器の話しに戻りますが、

個性的な茶器なので、

この茶器を中心にして、他の茶道具の取り合わせを考えました。

今現在の茶の湯に関連するものは、

道具でもお菓子でもお料理でも、

自分が主役、というもので溢れかえっています。

長次郎の黒茶碗、黒棗、

というような、どこか控えめで、他の物を引き立てる、というようなものが非常に少ないです。

これは、茶道、茶の湯だけでなく、日本人が持っていた美意識ともつながるのだと思いますが、今は、形ばかりに捉われ、本質を見失っているところがあるのではないかなあという気がします。

第153回葩会 -季節のお弁当ー

第153回葩会の料理は、お弁当でした。

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以前、お弁当が入っていた木箱を再利用して、

いろいろと盛り込みました。

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お弁当の中身は、

・ 稲荷寿司、銀杏ご飯、奈良漬けを取り出した後に漬けた鮭、揚げ物(茶筌茄子、かぼちゃ、四角豆、小芋)、おから、揚げとずいきの胡麻酢和え、白豆の甘煮、大根葉とじゃこの炒め物、沢庵漬。

茶会の当日にお手製の栗の渋皮煮を頂いたので、それも、お弁当の中に入れさせていただきました。

あとは、

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湯葉とネギのかき玉汁

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丹波ワインヌーボー

でした。

現代版茶壺飾 -何を残し、何を変えるのか?-

第153回葩会は、11月でしたので、

昔を偲び、茶葉を入れた壺を床の間に飾ってみました。

壺は、亭主のNさん作です。

当初は、茶の葉だけを入れる予定だったのですが、

実がついている、(現在の)あるがままの茶の木を、

使うことにしました。

抹茶は、和紙で包みました。

現代版の茶壺飾です。

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今の茶の湯、茶道では、

11月頃からは炉を使う、という伝統は残っていますが、

11月頃から新茶を使い始めた、という伝統は残っていません。

今の住環境では、炉を切ることはなかなか難しい。

お茶の味の変化を楽しむこともなく、1年中ブレンドして同じお茶を使うことは、伝統を守っていることになるのか?

ペットボトルのお茶の味がお茶の基準になっている人がいて、

家に急須がない、という人も増えている中、

政治経済の世界だけでなく、茶の湯、茶道の世界でも、

伝統を守るとは、一体何を守ることなのか、

何を残して何を変えていくのか、

といったようなことが問われているのではないでしょうか?

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