« 2010年5月 | トップページ | 2010年7月 »

2010年6月

茶懐石 その2

先日の第111回葩会のお料理の写真です。

Cimg13921  Cimg14001

Cimg139511    Cimg14031

向付 : 白和え(ホウレン草、ニンジン、コンニャク)

*  ホウレン草はゆでて軽くしぼって水気を切り、食べやすい大きさに切って醤油で味付けをする。ニンジンは荒めに摩り下ろし、コンニャクは薄く小さく切る。どちらもごま油で炒めて、塩、醤油で味付けする。豆腐は、ざるに上げてしばらく水切りしたあと、裏ごしし、すり鉢でする。豆腐にはお砂糖で軽く甘みをつけ、具と和えた後、最後に醤油等で味を調える。(お出しする時に、上に胡麻を散らしました)

汁   : おぼろ豆腐、合わせ味噌仕立

*  汁の実は、おぼろ豆腐。始めは、スプーンでくり貫いたお豆腐1つ。おかわりは、お豆腐は2つから3つ。三つ葉を加えました。 

お汁を1人分ずつ、行ったり来たりして運ぶのはたいへんだなあ・・と前から思っていました。そこで、この度は、禅宗のやり方を真似て、お鍋ごと持ち出し、それぞれにお伺いしてお好きな量だけおつぎする、というやり方をとりました。禅寺では、それでいいですという代わりに、両手をしゅっと、こすりあわせるようにするようですが、それをI先生に教えていただき、皆様にも同じようにしていただきました。

お酒の代わりに、水出し新茶(煎茶)をお出ししました。

Cimg14051   

煮物 : ひりょうす、葛仕立、おろししょうが

ひりょうすは、水切りしたお豆腐にヤマノイモをつなぎに混ぜ(塩も)、ささがきごぼう、細く摩り下ろしたニンジン、細切りのきくらげを混ぜて、丸い形を作り、中に、銀杏、ゆり根を入れ、油で揚げました。ひりょうすを分解せずに上手に揚げるのは難しいですね。片栗粉を少し混ぜると、まとまりが出るように思います。

つづく・・。

茶懐石

第111回葩会の料理献立です。

向付 : 白和え(ホウレン草、ニンジン、コンニャク)

汁   : おぼろ豆腐、合わせ味噌仕立

煮物 : ひりょうす、葛仕立、おろししょうが

焼物 : 出し巻き卵

進肴 : じゃがいも、炒め醤油煮

進肴 : 三度豆胡麻和え

八寸 : 海苔生麩のせ焼き、トマトマリネ

香物 : 守口漬、きゅうり醤油漬

水菓子 : グレープフルーツゼリー

抹茶、干菓子

(酒、小吸物の代わりに、水出し新茶)

茶懐石と言いますと、高級食材や珍しい食材を使われることも多いと思いますが、この度は、ごくごく普通の家庭料理を茶懐石のスタイルでお出ししてみました。

そして、お茶は、煎茶を料理の合間に、抹茶を料理の最後にお出ししました。お点前はなし、です。まさに、“茶と懐石料理を楽しむ会”、です。

第111回葩会   The 111th Hanabirakai

昨日は、第111回葩会でした。

Yesterday was the 111th Hanabirakai.

* 前回に続き、お茶事の懐石のスタイルを取ったこと。

* スタイルは懐石であるが、料理自体はごく普通の家庭料理であったこと。

* 通常のお茶事では、初座と後座があり、初座で懐石、後座でお茶を飲むが、これを一体化したこと。まさに、茶と懐石、茶懐石であったこと。

こういったことが今回の特徴でした。

茶道具、再発見!! その14  a rediscovery of tea utensils 14

Cimg05093_3Cimg05113

天井からぶら下がっているのは、円座です。

The circles hanging from the ceiling  are cushions (mats) called Enza.

茶の湯では、お茶事の時に使いますね。

敷物を床の間に飾るのは・・というご意見もあると思いますが、私は、純粋に、見事な手仕事だなあ、という気持ちから、敬意を込めて飾ってみました。

2つ飾ってあるのは、裏表です。裏もたいへん美しく仕上げてあるところに、高い美意識を感じます。羽織の裏地に凝るのと、同じような感覚でしょうか?こういうものを見ていると、日本民族の誇り高さを感じます。

この円座は、茶の湯のお茶事に使うもの。と、用途を限定してしまうと、使う人が限られてしまいます。茶の湯で使われなくなったら、作られなくなる。ということになってしまいます。現代の感覚で、自由に使いこなしたら、高い美意識や技術が、廃れることなく、受け継がれていくのではないかなあ・・と思います。用途を限定してしまうのは、もったいないです。

以前、外国では、日本のおまるをワインクーラーに使っていらっしゃる。というようなことを書いたことがありますが、昔使われていたものを、現代の生活に溶け込ませるには、これと同じような感覚が求められているように思います。

日本の茶の湯には、全く別の用途に使われていたものを、茶道具として取り入れてきた、実績があります。日本人には、そういう血が流れているのです。ちょっと視点を変えたら、思わぬものが思わぬところで生かされる。というようなことがあるように思います。

 

Cimg12514  Cimg12524

baseball denim punch  Yankees, 最近いい感じですが、東地区、Eastは、激戦ですね・・ bearing

« 2010年5月 | トップページ | 2010年7月 »

フォト
2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

最近のトラックバック

無料ブログはココログ