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2010年5月

第110回葩会 ーお菓子ー The 110th Hanabirakaiーsweets-

先日の茶会のお菓子です。

中国で買ってきたお菓子をお出ししました。

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くるくるっと捻った細長いお菓子は、麻花です。以前、長崎中華菓子、麻花兒(マファール)について書いたことがありますが〔2008年11月17日〕、その元になるお菓子です。

菓子器は、竹製で、中国で頂いてきたものです。

野趣に富んだ器、という感じがしますね。

今の日本の竹製品、特に茶道具は、整いすぎている、人の手が入りすぎている、きれいすぎて面白みに欠ける、といったようなところがあるように思います。桃山時代のように、それぞれの竹の本来持つ趣を生かし、もっと素朴であってもいいのになあ・・と思います。

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これは、中国でお料理の器(お茶の粉末が入ったクッキー)として出てきたのですが、ぱっと見た瞬間、これ、菓子器にしたいなあ・・と思いました。で、「これ、欲しいんですけれど・・」と、通訳やいろいろとお世話をしてくださった中国人のIさんに申し上げますと、それはちょっと・・という風に言われました。

あー、残念だなあ・・と思っていたのですが、いろいろなめぐりあわせで、夕食の時に、またこの器に出合いました。「あーっ、また出てきたー」と、眺めていると、Iさんが、給仕をしてくださっている方にお話ししてくださり、そして、給仕の方が責任者の方に聞いてきてくださり、結果、この器をプレゼントしてくださいました。それも、まだ使っていない、新品でした。

これ、欲しいなあ(^.^)と、私の顔が訴えていたのだと思います。“粘り得”、とか言われましたが、何事も、言ってみるものですね・・。そして、何事も熱意が大事ですよね。熱意が人を動かす、熱意によって人の心が動く、ということがありますよね。

例えば、宝くじは、買っても当たるかどうかは?ですが、少なくとも、買わなければ絶対に当たりません。だめもとで、言ってみるということは、大事かもしれません。後で、あの器素敵だったなあ・・と思っても、日本に帰ってからでは、時遅し、でしたし・・。思い立ったが吉日、Strike while the iron's hot,. take quick action 。ですね・・wink

この器、私は、茶道具等で、荷物がいっぱいだったので、I先生に関空まで運んで頂きました。“取り扱い注意” でしたので、I先生には、たいへんお手数をおかけいたしました。

この場をお借りして、I先生、通訳をしてくださったIさん、そして、中国のホテルの方々に、厚く御礼申し上げます。

第110回葩会 料理 2   The 110th Hanabirakaiーlunch- 2

第110回葩会、お料理の写真です。

久しぶりに、胡麻豆腐を作りました。

お酒は、中国の紹興酒です。

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上等のたまごを頂いたので、途中に、たまごかけご飯が入りました。美味しい、美味しいと大好評でした。皆さん、ご飯をお代わりされましたので、湯桶までご飯は飛ばしました。

茶懐石では、食べられるものだけで、ごみの出るものは出さない決まりになっているようですが、お客様にごみを持ち帰って頂かないのなら、別に構わないのではないかなあ・・と思いました。

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小吸物は、私が中国で買ってきた、龍井茶の新茶にしました。

八寸は、海のものと山のものをお出しすることになっていますが、千鳥の盃もしませんので、2つを合体して盛り付けました。

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最後は、季節の水菓子で締めくくりました。水気が多いので、りゅうさん紙をはさんだ懐紙も、合わせてお出ししました。

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今は、I don't know the answer という感じですが、これから、いろいろと工夫したら、もうちょっと合理的にできるのではないかなあ・・と感じました。

第110回葩会 料理   The 110th Hanabirakaiーlunch- 

第110回葩会。

今回の特徴の一つは、お昼ごはん、ランチがお茶事の懐石に則ったものであるということです。

葩会で、お昼を茶懐石のスタイルにしたのは、110回目にして、初めてです。

なぜ茶懐石のスタイルを取らなかったのかと言いますと、お茶事の懐石料理は、全てのことが決められている、決まりごとが多すぎて、決まりごと知らない人にはたいへんだから。そして、調理、給仕に専念する人が必要なため、みんなで一緒にご飯を食べられないからです。

よって、今まで避けてきましたが、最近、別にすべてを決められたとおりにする必要はないんだなあ・・ということに気づきましたので、今回、チャレンジしてみました。

結果、思ったことは、お茶の懐石料理は、ある意味ではややこしいけれども、ある意味では非常に簡単なんだなあ・・ということです。どういうことかと言いますと、ややこしいというのは、上に述べたとおりですが、簡単であるというのは、どういう種類の料理を出すのかが決まっていますので、後は、食材を季節によって変えればいいからです。今までの葩会では、献立を一から考えていましたので、枠組みがあるだけ、考えやすいなあ・・と思いました。

献立は、

向付  胡麻豆腐、わさび

汁    合わせ味噌仕立 生麩

煮物     玉ねぎあんかけ

焼物    タケノコ田楽

進肴  かぼちゃ、豚そぼろ

     人参葉の胡麻和え

小吸物 龍井茶

八寸  小鮎、山椒の葉、花

湯斗

香物  沢庵、菜の花漬け

です。

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