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第94回葩会   The 94th Hanabirakai

先週の日曜日は、第94回葩会でした。

今回は、中国からの留学生の方に、中国茶をご披露していただきました。中国では、“茶藝” というのでしょうか?

お昼のランチは、ちょうど12月7日~8日が、京都の千本釈迦堂の大根焚きの日、12月8日は、針供養の日なので、師走の京都の行事にちなんだ “おばんざい” を中心に献立を考えました。

大村しげさんのご本の中に、針供養についての記述がありますのでご紹介します。

一年間たまった折れ針やら曲ったものを、こんにゃくにさして、おろうそくをあげ、拝む。縫いものは、女のだいじなお仕事で、お針ができなんだら、お嫁にもいけなんだ。そやから、せっせと針仕事をしたものである。  かたいものを縫うて折れた針は、小箱にいれて、ためておく。それを出して、やわらかいこんにゃくにさし、針をねぎらう。いつのころからある行事やろうか。嘉永6年生まれの祖母も、明治の母もやってきやはった。  母は男仕立てのお師匠さんに通うていて、8日の日は底が抜けるほどみんなでさわいで、たのしかったと話していた。お師匠さんを囲んで、弟子たちがおぜんざいを食べたり、おすもじ(おすし)を食べたり、あれやこれやと食べどおしで、必ずけんちん汁がついたそうな。   けんちん汁というのは、にんじん、おだい、ささがきごんぼ、こいも、しいたけ、もみどうふなどを、いっぺん油で炒って、すましのおつゆに仕立てたものである。   いまどきのように、娘同士で勝手に旅行をするということなど、考えもせなんだころは、針供養の日をどないに待たはったことやろう。母の話しぶりで、そのたのしさが察しられた。   わたしは、母にお針を習うたので、みんなで遊んだ覚えはない。けれど、針をさしたこんにゃくを、いつも女衆さんについて、疏水へ流しに行った。清浄なものは、なんでも川へ流すことになっていたから。四条の橋の上から流して、しばらく川をのぞいていて、ふっと見上げると、川端には、南座の顔見世興行で、役者さんののぼりがいっぱい並んでいた。そののぼりが風でぱたぱたとはためいているので、急に寒うなって、帰ったものである。

時代の流れを感じました・・。

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