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第88回葩会 The 88th Hanabirakaiーtea bowls-

写真は、先日の茶会で使ったお茶碗です。

左は、先月中国に持って行った中国製のお茶碗。右は、先月お土産に頂いた、モロッコのお茶碗です。

I used these tea bowls at a recent chakai. The left one is made in China and the right one is made in Morocco.

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この2つのお茶碗を使って、盆略点前で濃茶を点てました。使う道具は少ないし、濃茶と薄茶を1つの点前さえ覚えれば両方できるし(点てるか、練るかの違い)、どのような場所でもできるし、シンプルでいいなあ、この点前。改めてそう思いました。

こういう風に、いろんな国のお茶碗を使ってみると楽しいですね。でも、実は、どちらも元はお抹茶茶碗として作られたものではないわけで、世界中にどれだけ、お茶碗にできるものがあるんだろう・・・。考えただけで、わくわくします。

茶の湯とはただ湯をわかし茶をたてて 飲むばかりなる本を知るべし

茶の湯とはただ湯をわかし茶をたてて 飲むばかりなる事と知るべし

ここしばらくずっと、この言葉を噛み締めているのですが、この言葉には、どういう場所でお茶を点てる、どういう風にどういう点前をしてお茶を点てる、どういう道具をどのように使う、炭でお湯を沸かす・・・、といったようなことは1つも書かれていません。ただ、 “ただ、湯をわかし茶をたてて、飲むばかりなる” と書かれているだけです。

ここ数年、いろいろ試みてきて、今も試行錯誤しているわけですが、この言葉に、真正面から向き合えるのは、1番簡単な、〔盆略点前〕 と言われている点前のように今は思います。他の、いろんな道具を使ったり、複雑な動作をする点前は、いろんなことに気を取られ、わさわさと煩雑になって、ずばっと中心部分と対峙できないように思います。

茶の湯を本当に深く理解するためには、いろいろな道具を使っていろいろな点前を次から次へと稽古するより、この、〔盆略点前〕 を100回稽古した方が、感じ取れるものが多い、中心に近づけるように思います。

〔盆略点前〕は、略式の点前ではなくて、誤魔化しが効かない、実は1番難しい、“真”の点前じゃないかなあ・・と感じています。

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