« 2007年10月 | トップページ | 2007年12月 »

2007年11月

めおとだき Meotodaki

先日の茶会のお昼ご飯は、京都のおばんざい中心の献立にしました。

よく考えると、私って京女なんやなあ・・ということに最近気付きました。京都では、三代目からが京都人と認められるそうですので、三代目の私は、京女の端くれということになります。と、いうわりには、京都のお料理、あんまり知らんなあ・・ということに気付き、この機会に京都のおばんざいを習得しとこ。ということで、こういう献立になりました。魚籠に出合って、昔に気持ちが向いていることと、デパート等で、昔は手作りの料理だった、おせち料理のカタログがたくさん並んでいるのを見て考えさせられ、京女としては、京都のおばんざい、ちゃんと知っとかなあかんなあ・・と思ったわけです。

Img_57481_2

写真は、“めおとだき” です。

大村しげさんの本には、

「お焼きとお揚げのたいたんを、めおとだきという。焼いたおとふと、揚げたおとふで相性がよろしいのかしらん。仲むつまじいおぞよである」

と書いてあります。ちなみに、“お焼き”とは、焼き豆腐のこと、“おぞよ”とは、おそうざい。その中でも安く量の多いものを指す。雑用(ぞうよ)もの。を言うようです。

以前、書いたと思いますが、私は、お揚げ、お稲荷さんとご縁が深いので、これ、私の料理や・・・と、なんか嬉しくなってしまいました。と、言う事は、私はお揚げさんやから、私の相手は、白い豆腐に焦げ目をつけた、お焼き、焼き豆腐???

Meotodaki is a traditional home cooking in Kyoto. Traditional home cookings in Kyoto are named Obanzai. Meoto means couple and daki(taki) means cooking. Broiled tofu is compared a husband and deep-fried tofu is compared a wife.

大村しげさんの本に、

「近ごろのお焼きは、たいていこげ目をバーナーで吹きつけたものが多いけれど、ありがたいことに、いまでも炭火で焼いているおとふやさんがある。・・・・」

と書いてあり、“近ごろ”というのは、もう何十年も前の話なのですが、そのおとふやさんに、電話をかけて聞いてみると、今も変わらず、炭火で焼いていらっしゃるとのこと。写真のお焼きとお揚げは、そこのお店のものです。そのおとふやさんの年配のおかみさんに、「大村しげさんの本で、このお店のこと知ったんです」と言いますと、「へーっ」と、驚いてはりました。そのおかみさんの何十年前のお姿が本にのっていましたので、そのことを言いますと、また、「へーっ」と、驚いてはりました。

これだけめまぐるしく時代が変わって行っているのに、何十年前から、変わっていない。なんか、妙に嬉しかったです。この時、ふと、例えば、今から何十年後、あるいは、私がこの世の中からいなくなったあと、誰かがこのブログのいろいろな文章を見て、この人は、この時、こういう気持ちだったのではないだろうか・・・と、思いを馳せてくれる人がでてきたら、私はすごく嬉しいだろうなあ・・と思いました。

では、作り方です。大村しげさんのご本によりますと、

材料: 焼き豆腐、油揚げ、かつおぶし、砂糖、清酒、薄口しょうゆ

作り方: 

①お焼きとお揚げは、角に切っても三角でもよい。お揚げは熱湯をかけて、あぶら抜きをしておく。

②かつおのおだしに、お砂糖、お酒、薄口を合わして、たっぷりめの地で落しぶたをして、ゆっくりと煮ふくめる。けずったかつおをいれると、味にもっとコクが出る。

と、書いてありました。

こうして(炭火で)焼き上げたおとうふは、なかまで火がとおっているので、生地がしまって、たいてもつぶれにくい。それに炭のええにおいが、おとうふについている。と書いてありましたが、ちゃんと焼いてあるなあという、本物の焼き豆腐でした。たいてもくずれ難かったです。

野の花  Wild flowers

Img_5772 先日は、お花がなかったので、通り道の、コンクリートの駐車場の片隅で、元気よく伸びていたエノコログサを入れてみました。すっかり秋色になっていました。

道々の、コンクリートの隙間、どこに土があるのだろう、というところから、元気よく、たくましく伸びている、草花達。利休七則の “花は野にあるように” の “野” は、今はなかなか見かけることができなくなりましたが、こうやって、都会の過酷な環境の中で、一生懸命生きている草花達を見ていると、現代版の野の花かなあ・・と思ったりします。こういった草花を、1度茶会に生けてみたいなあ・・と思っていたのですが、やっと、実現しました。毎日の通り道にも、けっこうたくさんあります。こんなところでも、ちゃんとがんばって生きているのね。と、いつも思います。

Sen Rikyu said arrange the flowers as though they were in the field several hundreds years ago. I think there were many fields in Kyoto at that time. But now there is no field. I found these weeds in a corner of the parking  covered with concrete. They are modern version wild flowers(weeds).

Img_5700 この花と花入を見ていて、『見渡せば花も紅葉もなかりけり 浦のとまやの秋の夕ぐれ』という歌を思い出しました。でも、正確に言うと、花はなくても、紅葉(こうよう)は、あります。ですので、こういうふうに、今を表現してみました。

今回、花がない、花がない・・と探していて気付いたのですが、今の季節は、いつもは、花を持たせてもらっている、花たちが、葉っぱに、花を持たせてあげている、咲くのをちょっと遠慮しているのではないかなあ・・という気もしました。

今まで、お茶からたくさんのことを学んだし、教えてもらいました。そして、自分自身がどんどん変わっていくのが感じられます。

その1つが、自然がとても近くなったなあ・・・ということです。ちょっと手を伸ばせば届きそうなほど、近くなりました。そして、人間、私は、自然界のただの一員なんだなあ・・ということが、すごくよくわかるようになりました。

魚籠(biku) a fish basket

Img_5717_2 先日の茶会の床の間です。

花入は、漁師さんが捕ったお魚を入れていらした、魚籠です。腰に巻きつけていらしたと思われる紐が付いていたので、その紐で結んで掛花入にしました。先月、天神さんで購入しました。500円でした(1000円のところを半額にして下さいました)。針金、紐等で、何べんも直され、大事に大事に使われたのだなあ・・ということがとてもよく伝わってきました。深い茶色なので、煤竹かなあ・・と言いますと、こんなもんに煤竹なんか使わへん。長い間使ったから、こういう色になったんやで。と、教えて下さいました。この籠の中には、どれだけたくさんのお魚が入ったのだろう、どんなお魚が入っていたのだろう、どなたが使われていたものなのか、全くわかりませんが、この籠の中には、いろんな物語がいっぱい詰まっているような気がしました。

この魚籠に出合って初めて、千利休が、桂川の漁師さんが使っていらした魚籠を、茶席の花入として使ったことを、自分のこととして、実感することができました。茶会で風炉の替わりにカセットコンロを使った直後だったので、すごいタイミングやなあ・・と思いました。何かに、戻れ。というメッセージのような気がしました。利休がみつけてきた籠、通称、桂籠を写して作られた新しい竹籠の花入は、1,2万円で売られていて、この物語が一杯詰まった籠は、500円で売られている。何か、とても感慨深いものがありました。そして、私が千利休だったら、とても悲しいだろうなあ・・と思いました。

天神さんでこの籠を見ていたとき、近くにいらした方が、「これ、何に使うつもりや?」と、聞かれたので、「落しを入れて、花入に使います」と言いますと、「そうやろなあ、それ以外は、もう使い道あらへんなあ。そやけど、これ、今新しく作ったら、とてもこんな値段では買えへんでぇ・・」と言われました。利休の桂籠は、実際に漁師さんが使っていらした魚籠を譲り受けられたということのようですが、今は、魚籠は、古道具市で500円で売られるようなものになりました。確実に、長い年月が流れたのだなあ・・と思いました。

I used a fish basket as a flower vase. Several hundreds years ago, Sen Rikyu, a very famous tea master had used a fish basket as a flower vase. He found the fish basket by the river and was given by a fisher man. But I bought it at an antique market. Because  a fisher man don't use these fish baskets nowadays. Tea utensils are very expensive. But it was very very cheap, 500 yen.

この籠に出合って、初めて、わびということが、どういうことなのかが、わかりました。私には、今のお茶は、贅沢茶にしか見えなくて、どこがわび茶なのか、さっぱりわかりませんでした。

昔、わびの道具と言われていたものは、今は、美術館の展示品、あるいは、高価で売買される美術品となり、仮に、昔のわび草庵と言われるような茶室を今作ろうとすると、茶室1つに、家一軒建てる以上のお金がかかったりします。わび茶なんか、今はもうなくなってしまったのでは?あるいは、もともとなかったのかも・・・、などと思い始めていたのですが、この魚籠に出合って、わび茶はちゃんとあったんや、と思いました。まるで、月にかかった雲が、取り除かれたようでした。月はいつもちゃんとあったのに、雲がかかって、見えなくなっていただけでした。

私が今思っているところのわび茶人とは、他の誰も気付かない、目にも留めない、あるいは、がらくたのようになっているものを、茶席の中に茶道具として取り上げ、それを、誰もが認める茶道具たちと同じように、いやそれ以上の道具のようにすることができる人のことで、その人がするお茶がわび茶なのではないかなあ・・・と思います。桂籠、竹の花入、野の花。こういったものがそれにあたるのではないかなあと思います。先日、デパートで、竹の花入が、何十万円から何百万円で売られていましたが、こういうことをすると、せっかくのわびの心を踏みにじることになるのではないかなあ・・と思います。

高いお金を出して、新しい写し物の道具を買うより、私達の先祖が大事に使ってきた、でも、もう今の時代には実用品としては使えない、がらくた、ごみのようになってしまったものを、茶会で使ったらどうだろう。お金はあまりかからないし、ものを大事にする心が養われるし、資源を大切にすることができるし、先人の心、それこそ、伝統を受け継ぐことになるのではないかなあと思いました。茶会では、ほんとにたくさんの道具を使うので、これは、茶人だからできることかもしれないなあ・・と思いました。

第83回葩会 The 83th hanabirakai

昨日、2007年11月17日は、第83回葩会でした。

Yesterday was the 83th hanabirakai.

Img_5668 Img_5662 今回の茶会の主人公は、こちらです。先月の天神さんで買いました。“運命の出合い”、だったと思います。

This is the main utensil of the chakai. I bought it last month.

毎会毎会が、一期一会なのですが、今回の茶会は、私にとって、特別の茶会となりました。

じゃがいもの千切り fine strips of potatos

Img_5377また、茶会の料理の続きです。

北海道産の新じゃがを送って頂いたので、じゃがいもの千切りを使った料理を2種類お出ししました。

1つ目は、洋風。これ、ロスティというお料理になるのかな?それに、小松菜とスクランブルエッグを添えました。

【材料】  Ingredients

じゃがいも、卵、ベーコン、小松菜、オリーブオイル、バター、塩、胡椒、

potatos, eggs, bacons, komatsuna〔a leafy green vegetable (resembling spinach)〕, olive oil, butter, salt, pepper,

【作り方】

じゃがいも: 

1、じゃがいもを千切りにする(このじゃがいもは、水にさらさないで下さい。じゃがいものでんぷんでくっつけるお料理ですので)。

2、フライパンにオリーブオイルを入れ、じゃがいもがかりっとする、焦げ目がつくまで焼く。

卵:

1、卵をボールに割り、溶き卵にし、塩、胡椒で味をつける。ベーコンを細かく切る。

2、フライパンにバターを溶かし、ベーコンを炒める。卵を加え、弱火で、スクランブルエッグを作る。

小松菜:

1、よく洗って食べやすい大きさに切る。

2、お鍋にお湯を沸かし、小松菜をさっとゆがき、ざるにあげて、水気をきる。

3、温めたフライパンにオリーブオイル(あるいは、ふつうの油)を入れ、2の小松菜をさっと炒め、塩、(好みで胡椒)で味を調える。小松菜は、しゃきしゃきしている方が美味しいと思いますので、炒めすぎないでください。

小松菜は、ゆがかずに、そのまま炒めてもいいとは思いますが、軽くゆがいてから炒めたほうが、彩もきれいだし、食感もいいように思います。

この3つを、器に盛り付ける。じゃがいも、卵、小松菜。彩りも味も、食感の面からも、とてもいい組み合わせだと思います。

Img_5381_2 次は、和風。じゃがいもの千切りサラダです。

【材料】 Ingredients

じゃがいも、かつおぶし、三つ葉、濃口しょうゆ、好みで、薄口しょうゆ、塩、

potatos, dried bonito shavings, mitsuba, soy-sauce, salt

【作り方】

1、じゃがいもは千切りにし、水にさらす

2、お湯を沸かし、1をゆがく。少し、しゃっきり感が残るように、ゆがきすぎないようにする。

3、2をざるにあげ、水気をきる。

4、器にじゃがいもを入れ、しょうゆ、塩で好みの味に調え、かつおぶしをまぶし、上に、食べやすい大きさに切った三つ葉を飾る。

9月に頂いた、新じゃがを使ったのですが、どこか、新茶を連想させる、しゃきしゃきと若い味がしました。だいぶたって、じゃがいもの芽が出始める頃になりますと、熟成されて甘くほっこりした味になるような気がします。お茶もじゃがいも、そして、人も、そういうところは皆同じ、共通点があるのか、それとも、人はちょっと違うのか?どうだろう・・と思いました。

キノコピラフ a Japanese mushrooms pilaf

Img_5379 こちらも、先日の茶会のご飯です。キノコピラフです。

This is the lunch of a recent chakai too. It is a Japanese mushrooms pilaf.

キノコの炊き込みご飯とキノコピラフ。家庭料理らしく、同じ3種類のキノコ(しめじ、舞茸、エリンギ)を使って、和風洋風、2種類のご飯をお出ししました。

【材料】 Ingredients

しめじ、舞茸、エリンギ、玉ねぎ、ベーコン、オリーブオイル、塩、胡椒、バター、しょうゆ、米

shimeji mushrooms, maitake mushrooms, eringi mushrooms, onion, bacon, olive oil, salt, pepper, butter, soy sauce, rice

【作り方】

1、お米をといで、ザルにあげておく。

2、玉ねぎ、ベーコン、キノコ(石づき等を取り除いた)を7ミリ角くらいに切る。

3、フライパンに、オリーブオイルを入れ、玉ねぎとベーコンを炒め、玉ねぎがしんなりしてきたら、キノコを入れて、さっと炒める。塩、胡椒で味を調える。

4、3のフライパンに、バターと1のお米を加え、お米が透き通るまで炒める

5、炊飯器に4、を入れる。例えば、お米3合として、具があまり多くなければ、3合半くらいの水加減。具が多めならば、4合くらいの水加減でいいように思います。基本的な味付けは出来ていますが、まだ薄味だと思いますので、ここで、しょうゆ、バター、オリーブオイル、塩、胡椒で好みの味に調えたあと(ちょっと濃いなあという味で)、スイッチを入れてご飯を炊いてください。バターは、風味付けですので、バターの香りがお好きな方は、たっぷり目に、あまりお好きでない方は、少ない目にしてください。

炊き上がった後、少しまだお米が生っぽい感じだったので、もう1度スイッチを入れて炊き直したら、うまく炊けて、美味しいピラフになりました。ピラフは、水っぽくないほうがいいと思いますが、もし、生っぽくて、もうちょっと炊いた方がいいなあという感じなのに、水分が足りない場合は、少しお酒などを入れた方がいいかもしれませんね。

キノコの分量ですが、3合~4合のお米で、しめじ、舞茸、エリンギを1パックずつ買ってきて、それを、キノコの炊き込みご飯、キノコピラフとで、半分ずつに分けて使う。くらいが標準だと思います。パックの大きさにもよりますが、3合だとキノコ多め、4合だとそこそこの量のキノコ、という風になると思います。ピラフの玉ねぎは、4合くらいだと、中1個くらいは入れても美味しいように思います。炒めるとかさも減りますし・・。ベーコンは、2~3枚くらいかな?

ピラフも、漆器に入れると、印象が変わりますよね。

先日、あるお寺で、「仏教の教えというのは、人が嫌がることはしない。人が喜ぶことをする。これだけのことである」。というようなお話しを伺いました。これは、ある老師様がおっしゃったお言葉だそうです。

このお話しを伺った後、ふと、親鸞聖人の【悪人正機】という言葉を想い出しました。

私も、詳しいことはよくわからない、知らないのですが、これは、「善人なほもつて往生をとぐ、いはんや悪人をや」。善人が極楽往生できるのなら、悪人ができないはずが無い。というような意味のようです。

初めてこの言葉に出合ったのは、もう10年以上前だと思いますが、えっ、これ一体、どういう意味なん。???・・・・・・・・、これは、私の頭の中の思考能力を超える、衝撃的な言葉でした。で、今現在も、まだ、???が付いたままなのですが、最近、ちょっと、考えていることがあります。

それは、本当の意味でものすごく優しい人、あるいは、ものすごく温かい家庭を作ることができる人。こういった人になれる可能性の高い人、こういう人になる1番近いところにいる人には、2つのタイプがあるのではないかなあ・・ということです。

その、1つめは、ものすごくつらい経験をした人。あるいは、温かい家庭とは、正反対の環境で育ってきた人。ではないかなあ・・と思います。そういう人は、人一倍、優しい人、温かい家庭を望む気持ちが強いような気がしますし、他の人の痛みを、自分のことのように感じることが出来るので、いい方向に向かうと、ほんとに優しい人、あるいは、ほんとに温かい家庭を作ることができる人、になれる可能性が高いのではないかなあ・・と思います。

2つめは、その正反対で、周りの人に愛されて、大事にされて、愛情いっぱいのとても幸せな環境で育ってきた人。その人は、自分がしてもらったことと同じ事を、そのまま、自分の周りの人にすればいいので、ほんとに優しい人、あるいは、ほんとに温かい家庭を作ることができる人、になれる可能性が高いのではないかなあ・・と思います。

でも、これは、何もしなくても自然にそうなれること、ではないように思います。1つめの人は、自分もまた誰かに、同じことをしないように気をつけなければいけませんし、2つめの人は、周りにどのような人がいても、それには染まらず、自分のよさを守り続けなければなりませんので、2つとも、努力しないと出来ないことのように思います。で、この世の中の大半の人は、このどちらでもなくて、この真ん中なのではないかなあ・・という気がします。

“人が嫌がることはしない。人が喜ぶことをする”。

なんて簡単で、なんて難しいことなんだろう・・と思いました。

キノコの炊き込みごはん The boiled rice with Japanese mushrooms.

Img_5383キノコの炊き込みごはんのおにぎりです。

These are rice balls.

【材料】  Ingredients

しめじ、舞茸、エリンギ、米、ごま油、塩、しょうゆ、酒、だし汁

shimeji mushrooms, maitake mushrooms, eringi mushrooms, rice, sesame oil, salt, soy sauce, sake, Japanese soup stock

【作り方】

1、お米をといで、ザルにあげておく。

2、だしをとる(今回は、昆布とかつお)。

3、ごま油で、適当に食べやすい大きさに切った、しめじ、舞茸、エリンギを、少ししんなりするまで炒める(ここで、軽く、しょうゆで味をつけておいた方がいいかもしれません)。こうやって写真を見ると、しめじは、ちゃんと形が残っていますね。

4、炊飯器に、1のお米、3のキノコを入れ、2のだし汁を入れ、しょうゆ(濃口、薄口)をベースに、塩、酒も入れて、飲んでみてちょっと辛いなあ、濃いなあ・・という味をつけて、炊く。

例のごとく、分量は適当ですが、2合半のお米に3合の水加減ぐらいだったと思います。キノコは、多く入れたい方は多めに、控えめにしたい方は少なめに、でいいと思います。この分量だと、今回は、キノコが半合分(炒めた後)くらいだったかなあ・・と思います。

ちょっと塩加減が薄かったのですが、おにぎりにしていただく時に、お塩を手につけて握っていただいたら、ちょうどいいお味になりました。

北大路魯山人の本の中に、

料理を教えるのに、塩何グラム、砂糖何匁などど、正確に出すなら、ねぎを適宜に刻み、塩胡椒少々などと言うな。・・・・

という文章がありましたが、ほんと、塩加減って難しいですね。“塩胡椒少々”の “少々” で、料理の味が決まってしまうところがあるのに、料理で1番肝心な、大事なところがアバウトに表記されている。でも、結局、ここは、明記することが出来ない、自分の舌で確かめるしかないところなのかもしれませんね。ここが料理の難しさ、おもしろさ、でしょうか?

キノコ汁、イチジクヨーグルトはちみつがけ  Japanese mushroom miso soup and fig with yogurt and honey

Img_5386_2 先日の茶会のお昼ご飯のお膳です。

These are lunch of a recent chakai.→It's lunch of the recent chakai.

今回のメインは、右手前のキノコのお味噌汁だと思います。新潟県の山で収穫されたキノコを送っていただいたので、急遽、メニューを変更して、キノコと豆腐のお味噌汁にしました。

In the lunch, the special dish was a miso soup with wild Japanese mushrooms and tofu. →  The Miso soup with wild Japanese mushrooms was the special of the lunch. These(→The) mushrooms were very delicious.

秋は、キノコの季節ですが、今は、一年中、スーパーにいろんなキノコが並んでいますので、秋はキノコの季節。が、ちょっとぴんと来ないところがありました。が、このキノコ汁を食べたら、やっぱり、秋はキノコの季節なのねぇ・・と思いました。

このキノコって、土から出てきたんやなあ・・という香り、味、雰囲気がします。スーパーで売っているキノコには、こういう感じはなく、どこか、温室育ち、という感じがします。この新潟のキノコは、野性的、土臭い味。スーパーのキノコは、上品だけど、物足りない味。という印象かな?

このお味噌汁の中には、2種類のキノコが入っています。 “ハナイグチ”、 “ぼりぼり” です。この2つのキノコは、地方によって、他に、いろいろと呼び名があるようです。私は、子供の頃、この“ハナイグチ”の仲間の、“ヌメリイグチ” を何度か、山で採集したことがあります。このお味噌汁、全員、おかわりをして、二杯ずつ頂きました。

左上は、デザートのイチジクヨーグルトはちみつがけです。近所の野菜屋さんが、イチジクを持って来てくださったので、デザートにお出ししました。食べやすい大きさに切ったイチジクに、ヨーグルト、はちみつをトッピングしました。はちみつは、北海道産です。これも頂き物ですが、子供の頃からずっと、このはちみつを食べています。私の健康のもとは、この美味しいはちみつにあるかも?と感じています。みなさんにも好評でした。

The white one is a fig with yogurt and honey. This is a dessert.  → The white one, fig with yogurt and honey was for dessert.

中央は、頂いた、京都のお茶屋さんの、熱湯玉露です。90度で入れる玉露らしいですが、玉露というより、煎茶という印象の方が強いように感じました。

The middle one is a Japanese green tea, “gyokuro”.

あとの料理、スーパーでお馴染みのキノコ等を使ったお料理は、また、後日書きます。

I will write about other dishes later. →  I 'm going to write about other dishes later.

A fusion 4  フュージョン 4

Img_5359ガスコンロの右横にあるのは、伝統的な?茶の湯の棚です。

“現代” と “一昔前” のフュージョンかな?

The right side of gasuconro (a portable cooking gas stove) is a tea utensil stand(shelf). This is an old- fashioned(→traditional) one. These are an old and new fusion.

Img_5305棚の上には、このようなものがのっています。

この中の1つは、先日、ご紹介した、三つ葉の蓋置です。あとの3つは、香合です。茶の湯の稽古だと、棚には、どういうものを、どういう向きで置く。と決まっているのですが、そういうものには捉われず、棚の上の空間を、全体の調和を考えながら、自由に演出する。というスタンスで並べてみました。

Img_5445_3

棚の中で、ゆらゆら・・と揺れてるの、これ、なんなんですか?と、質問されました。

答えは、Img_5457こちら。釜の鐶(かん)です。釜の両側の鐶付(かんつき)、穴の中に鐶を通して、釜を持ち上げます。

「ああ、あれですか・・・」質問された方は、とても驚いていらっしゃいました。

This chain is the (metal) ring for a kama(kettle) originally.

今回、お鍋を使い、釜の時に使う鐶はいらなかったので、このように使ってみたのですが、鐶にこんな使い方があったなんて、私も驚いちゃいました。

鐶をこういうふうに使った一番の目的は、カセットコンロから目線をそらす。ということだったのですが、ゆらゆら揺れるこの鐶は、この空間のアクセントじゃないかなあ・・と思います。

三つ葉の蓋置と同様に、この鐶も、十分、モダンアートの仲間入りが出来るのではないかなあ・・と思います。こうやって見てみると、茶道具には、【古いけれども新しい】というものが、たくさんあるのではないかなあ・・という気がします。

« 2007年10月 | トップページ | 2007年12月 »

フォト
2017年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

最近のトラックバック

無料ブログはココログ