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A fusion  フュージョン

Img_5401_2おとといは、第82回葩会でした。

今回の茶会のテーマは・・・・・、“fusion”  かなあと思います。

The theme of the last chakai was “fusion” .

お客様のお1人が、このブログを見ていると、私は、現在、いろいろと新しい試みをしているけれども、でも、古いものを捨てられないんだなあというふうに感じる。というようなことをおっしゃいましたが、正に、その通りです。

こんな、古臭い、時代遅れなもんは、やめやー!!。っと、言い切れると楽なのですが、言えない所がつらいところです。それは、今までそうだったからとかいうことではなくて、私自身が、長き年月の間に洗練され、大事に守られてきた、その価値を、十二分に認めているからだと思います。

今回の茶会の中で、この三つ葉の蓋置を使いました。今までは、柄杓や釜の蓋を置くのに使っていたのですが、この度は、ほんのちょっとだけ、今までとは違う使い方をしてみました。

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今までは、これは、昔の人が考え出した、昔のものである。蓋置という伝統的な茶道具である。という見方しかできなかったのですが、ほんのちょっと違う使い方をしてみると、“別物”をみるような感覚、これは何に使うのかを全く知らない人が初めて見たような感覚、を持つことができました。

で、再発見、新発見がありました。それは、三つ葉の蓋置って、実は、すごく斬新なデザインなんだなあ・・ということです。

茶の湯の伝統的な道具なのですが、古い感じが少しもせず、例えば、MoMA、ニューヨーク近代美術館の所蔵品と言われても、ああ、そうなんやー、と、違和感がないような気がします(ニューヨーク近代美術館、行きそびれちゃって、行ったことがないのですが・・)。

“古い”道具なんだけれども、“新しい”。

今のいろいろなデザイナーの方が見られても、十分参考になるような “新しさ” があるように思います。茶道具とは、時代も国境も越えていく、洗練されたアート集団。茶人とは、時代も国境も越えていく、洗練された道具を見出し、作り出したアーティスト集団。というような言い方もできるかなあ・・と思います。

This is a lid rest. It is a traditional tea utensil. But I think that design and shape is very modern like collctions of MoMA.

なんで、こんな、新しいのー。人がせっかくいろいろと試みようとしている時に、出ばなをくじかんといてよー、と言いたい気持ちなのですが、いやー、すごい大発見だー。と、思いました。

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