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2007年6月

新ル・クルーゼの使い方  New use of the LE CREUSET→a new use of LE CREUSETs

では、ここで、先日の茶会で、お客様が恐らく全員、「えーっ」と言われたものをご紹介します。

Img_3052_1

それは、何なのか?

答えは、このオレンジのもの、 ル・クルーゼのお鍋です。

お客様方も、「えーっ!!」という感じでしたが、このオレンジのル・クルーゼのお鍋を使ったことは、私自身にとっても、 “革命的”2_img_2472_1  な出来事でした。

Useing (→Using) this orange pot of  LE CREUSET is the revolution in my chanoyu history.

このお鍋については、いろんな意見があるかと思いますが、お客様で、このお鍋の方がずっと身近に感じるとおっしゃった方がありました。私も同意見です。写真の下の釜は、日常の生活から、何か、“和の空間” と言われるものに入って行かないといけないようなイメージがあるのですが、ル・クルーゼのお鍋は、今の私の生きている空間と同じで、普通に自然に呼吸していられる気がします。

このル・クルーゼのお鍋は、フランスの会社のものですが、ル・クルーゼジャポンがあるので、日本で容易に手に入れることが出来ます。昔の人は、釜でお湯を沸かしていたのだと思いますが、今は、やかんやお鍋、あるいは電気ポットなのでお湯を沸かすことが多いと思います。これが、今の日本という気がします。

「ル・クルーゼのお鍋をこういう使い方したのは、私が初めてじゃないかなあ」と言いますと、「お宅の会社のお鍋は、日本では、こういう使い方ができます。と、ル・クルーゼの会社に、この写真を送ったらどうですか?」とおっしゃった方がありました。ル・クルーゼの会社の方、よかったら、宣伝ポスターにでも使ってください・・・。

「いろいろやってみるのはいいけれども、元(今までしてきたもの)に返った時、どうなるんだろう・・」というようなことをおっしゃった方がありました。で、私は、「元には戻りません」と、お答えしました。

正確に言うと、元には戻りませんであり、元には戻れません、でもあります。今、立っているところから、私が歩いてきた茶の湯の道を振り返ってみると、少し前まで私がやっていたことは、全く姿が見えないくらい、はるか遠く、後ろの方にあります。よって、例え、戻りたいと願ったとしても、もう、戻ることはできません。これは、人生に逆戻りがないのと、同じなのかもしれません。

このお鍋は、どういう過程を経て出てきたのか? 恐らく、ぐっーと神経を集中して、ぱっとひらめいた、という感じなのだと思いますが、私が考え付いたことでありながら、どこか、私が考え付いたことではないような気もしています。最近、こういうことが多いです。モーツァルトの気分、かな?

これから、中心線は動かないように、このことを絶えず心に留めながら、自由に、のびのびと、楽しく、進化していきたいと思います。

I will grow up and jump freely, relaxedly, cheerfully and I will hope to remember the important things of chanoyu.  →  I will be growing up and jumping freely, relaxed and cheerfully, not forgetting the core of chanoyu.

2007年6月24日   Jun 24, 2007

ドクダミ Dokudami

2_img_3053 先日の茶会のお花です。

This is the flowers of the last chakai.  かな?→These are the flowers I did for the last chakai. 

ドクダミ 〈 Dokudami : Houttuynia cordata 〉 です。

ある方が、ドクダミを生け花として飾っておくと、蚊が来なくていいですよ。と、教えて下さいました。人工的なものではなくて、自然のもので、蚊が来ないなんていいでしょ?それに、とてもかわいいお花だし・・。とおっしゃいました。

その通りだなあ・・と思いました。

今までは、香りのきつい花はなあ・・と思って生けたことがなかったのですが、生けてみたら、全然気になりませんでした。葉っぱを手で取ったりすると、手に匂いがついたりしますが、こうやって見ている分には、驚くほど、匂いは気になりませんでした。

茶室として使っている部屋は、クーラーもないし、夏は開けっ放しなので、蚊取り線香等を焚かないと、蚊にさされてたいへんです。天然のもので蚊が来ないなら、願ったり叶ったりだなあ・・と思いました。

花器は、昨年も使いましたが(2006年6月19日、9月17日)、木製の火鉢です。一本の木でできていて、中がくり抜いてあります。以前も書きましたが、ひびが入っている火鉢なので、中に落しが入れてあります。

The vase is the wooden brazier.

I used it last year too.→I  I 've once used the braiser as a vase last year

Please  see the category of  “花 hana : flower ” from the top page of this blog .There are Jun 19, 2006 and Sep 17, 2006.

生けてみた、全体のイメージとしては、火鉢は木の幹、その木に、ドクダミの花が咲いているという感じです。畳に散らしてある葉っぱは、木から、はらはらと舞い散った落ち葉です。生ける時に、花器の中に入ってしまう葉っぱを取ったのですが、このまま捨ててしまうのもなあ・・・と思って、こういうふうに並べてみたところ、ああ、いいじゃないの・・ということで、こうしました。

有名な、朝顔のお話し。秀吉が利休宅の朝顔が見事だという話を聞いて、見に来たところ、庭には一輪の朝顔もなく、全部花が採ってあった。茶席に入ると、そこには一輪の朝顔が生けてあった。というようなお話しです。

今回、お客様方は、外のドクダミ、かわいいですね。とおっしゃいました。私は、このお話しのように全部採ってしまわずに、花器に生ける分だけ切ってきて、あとはそのままにしておきました。

個人的には、なぜ、朝顔の花を全部採ってしまわないといけないのか、よくわからないなあ・・・と思います。私の感覚では、自然に生えているものと、人が切ってきて、花器に生けた花とは、確かに、同じ朝顔なら朝顔、ドクダミならドクダミであるけれども、人に切り取られた時点で、地面から自然に生えているものとは、全く違うものになるような気がします。よって、なぜ、全部花を採らないといけなかったのかは、?です。私なら、庭の朝顔は一輪も採らず、茶席の床の間には、花器だけを置いておくかなあ・・と思います。

今回は、ドクダミを見に来られたわけではないので、茶席に生けましたが・・。これ、ドクダミ茶にしようかなあと思います。

japan

Img_2985_1第79回葩会で使った茶器です。

宇治と静岡のお茶を飲み比べしましたので、今回も、2種類の茶器を用意しました。

英語で「Japan」は、日本のことを指しますが、頭文字が小文字の「japan」は、漆、漆器のことを指すようです。

これらの茶器は、「Japan」であり、「japan」でもあり、「Japan」と「japan」の融合ということもできます。

では、それはどういうことなのか?

Img_2989_1

この2つの写真を見比べて、何かお気づきになりますか?

また、例のごとく、着せ替えがなされています。下の写真が本来の組み合わせです。今回は、2つの茶器で、お互いの蓋と身を交換してみました。今年になってから、何回かこういう試みをしていますが、2つの茶器の蓋と身を交換して、大きさもデザイン的な面もちょうど合ったのは、これが初めてです。今までは、蓋か身か、片方は使えても、もう片方は使えませんでした。

下の写真の左は、日本製、右はスペイン製の「japan」です。例のごとく、どちらも頂いたものです。

上の写真は、この2つのミックスバージョンです。スペインと日本の融合です。下の写真の2つの茶器は、他にもあるかと思いますが、上の2つの茶器は、恐らく、世界に1つしかないのではないかなあ・・と思います。組み合わせで、2つの茶器を2倍楽しむことができます。

個人的には、上の写真の組み合わせの方が好きかなあ・・・と思います。お客様方は、どなたも、これがミックスされたものだとは、お気づきにならなかったようですので、違和感がある取り合わせではなさそうですね。

日本人は、他の国の文化を、日本の文化に溶け込ませてしまうのが、非常に上手な民族らしいですが、私にも、そういう日本人の血が流れているのかなあ・・と思いました。

きゅうりチャンプル

先日の茶会で作ったきゅうりチャンプルを、今日も作りましたので、作り方をざっとご紹介します。

ゴーヤチャンプルのきゅうりバージョンです。ゴーヤは苦手な方もありますが、きゅうりだと、どなたでもとても食べやすいと思います。日本料理では、きゅうりを炒めるというのはあまりないような気がしますが、中華料理にはありますよね。

ゴーヤチャンプルもいろいろな作り方があるようですが、ここでは、私がいつも作るゴーヤチャンプルのきゅうりバージョンをご紹介します。

材料は、きゅうり、豆腐、豚肉。調味料は、ごま油、醤油です。分量は、例のごとく適当です。3人分で、きゅうり2本、豆腐1丁、豚肉150グラムぐらいかなあ・・。これをメインに食べるのか、他にお料理があるのか、よく食べる人なのか、少食なのかでも変わりますしね。好きなものを多めでいいと思います。豚肉は、しゃぶしゃぶ用、薄切り、細切れ等、あるもので何でもいいと思います。では、作り方。

1、豆腐をザルに入れてしばらく水切りする。

2、Img_3185 豚肉は食べやすい大きさに切る。きゅうりは、まず、2等分して、それを縦に半分に切り、それを、また縦に半分に切りました。そして、それを斜め切りにしました。写真上から、2等分、その縦半分、その縦半分、斜め切りです。結果、きゅうり一本を縦に4等分したものを、斜め切りしたことになりますね。

3、フライパンを温め、ごま油を入れ、そこに、水切りした豆腐を入れて、炒める。まるまま入れても、炒めている間に適当にくずれます。軽く中まで温まったら、火から下ろし、豆腐をボールかお鍋に入れておきます。

4、再び、フライパンにごま油を入れて、豚肉を炒めます。ほぼ火が通ったところで、きゅうり入れて炒め、きゅうりに軽く火が通ったら、お鍋に入れた豆腐を1度ザルにあけて軽く水切りしてから、またフライパンに戻してください。豚肉、豆腐、きゅうりを混ぜて、最後に醤油で味を付けたら出来上がりです。今回は、濃口醤油のみで味をつけましたが、お好みで薄口醤油を加えられてもいいと思います。

注意点としては、まず、きゅうりを炒めすぎないこと。炒めすぎると、きゅうりのせっかくの食感がなくなってしまいます。あとは、最後に豆腐をフライパンに戻す時、炒めてしばらくすると、ボールの中に水分が出てくるので、ざるで水切りしてからフライパンに戻した方がいいのですが、あまり、水気を切りすぎると、ぱさぱさの豆腐になってしまいますので、フライパンに戻す直前にざるに開けて、軽く水切りする程度でいいと思います。

Img_3190先日の茶会では、時間の関係で、豆腐、きゅうり、豚肉をそれぞれごま油で炒めておいて、食べる直前に3つを合わせて温め、味付けをしました。

こんにゃく ・ 胡麻、ヒマワリのお菓子 ・ マジパン

先日の茶会のお菓子です。

Img_3058

これ、なんだかわかります?

答えは、こんにゃくです。

4月に四頭茶会に参加させていただいたのですが(ブログ、4月24日の記事参照)、この時のお菓子が、この、こんにゃくでした。1人分ずつ、こういう塗りの器に、こんにゃくと御紋菓(紅白のお干菓子)がはいっていました。

椿の葉っぱの上に、こんにゃく1つ(今回は、2つ入れました)、それに楊枝が刺してあったので、そのようにしてみました。

この椿の葉っぱ、2種類あるの、わかります?新茶じゃないですが、濃い方の葉は、昨年からのもの、薄い方の葉っぱは、今年の新しい葉です。

湯通ししたこんにゃくを、だし、醤油、砂糖、味醂、酒で煮て、味を含ませました。建仁寺のも、こういった調味料で味付けされていたように思います。ごま油で炒めてあったかもしれませんが、小さい一口だったので、味が分析できず、よくわかりませんでした。こんにゃく料理は、こんにゃくそのものが美味しくないと、いくら調味料で味付けしても、美味しくするのは難しいようです。昔のお菓子は、こういうものだったようですが、意外と抹茶に良く合うなあ・・・と思いました。

Img_3057こちらのお菓子は、おみやげに頂いたものです。

博多の創作和菓子屋さんのお菓子です。黒っぽい丸いお菓子は、黒胡麻、白っぽい四角のお菓子は、ひまわりの種が入っているそうです。

Img_3090_1

こちらは、少し遅れて来られた方の一人用お菓子セットです。

四頭茶会のお菓子は、ちょうどこういう感じでした。

Img_3088_1

午後の、抹茶フリータイム(各自、好きにお茶を点てる)でお出しした、お菓子です。

スイスの友人が送ってくださったものです。

ちょっと見にくいかもしれませんが、それぞれに鳥や蝶々、お花の絵柄が書かれて?、彫られて?います。

マジパンで出来ているようですが、それぞれ、違った香りがしました。ほのかな香りでしたので、これ、なんの味だろう・・・、みんなで分け合って味見をしました。

こうやって見てみますと、いろいろ頂いたもので、この会は成り立っているんだなあ・・と改めて思いました。皆々様、おありがとうございます。

3種類のきゅうり料理を中心に

Img_3084先日の茶会のお料理です。

今が旬の、きゅうりを使った料理が中心の献立です。先月、苺、トマト、新玉ねぎ、好評でした・・。と、近くの野菜屋さんに報告すると、あれ、きゅうりは?と言われたので、今月はきゅうりを使うことにしました。

左上の白い器に入っているのは、ゴーヤチャンプル風の、キュウリチャンプルです。

左手前の黒い器に入っているのは、きゅうりを使った五目寿司です。

右手前は、きゅうりのごま油、醤油漬け ・ トマト ・ 持って来てくださった鰹のたたきです。鰹のたたきは、鹿児島から届いたばかりだったようです。まだ、凍っていました。

右上は、お茶の葉のおにぎりです。食べられる茶葉を見つけたので、使ってみました。茶葉自体には味はついていないので、お塩でにぎっていただきました。抹茶の原葉らしいです。とてもやわらかく、色もきれいでした。

この朱のお膳、素敵でしょ?お茶のときに使って。っと、つい最近、頂いたものです。古いものらしいです。以前も書いたと思いますが、お茶をしていると、道具が向こうから寄ってきます。と、お茶の先生がよくおっしゃっていましたが、ほんとにほんとにそのとおりです。自分で一生懸命探すというのも悪くはないですが、向こうからやってきてくれるなんて、有り難いし、嬉しいですよね。

第79回葩会

先日の、茶会の流れをお伝えします。

1、宇治、静岡の抹茶のテイスティング、飲み比べ。宇治の方は、前回お出ししたものと同じお茶です。今回も、全員で薄茶点てにしたものを二服、回し飲みしました。静岡の抹茶は初めて飲みました。

2、鹿児島と宇治の新茶のテイスティング、飲み比べ。こちらは、煎茶です。煎茶道で使われるような、小さな煎茶碗を使いました。ここでは、ひとり一碗です。

3、お昼ご飯。今回は、今が旬のきゅうりが中心の献立でした。きゅうりを使った料理を3Img_2955 種類ほどいただきました。飲み物は、加賀の棒茶です。ブログの5月15日に、この棒茶について書いたのですが、これを読まれた方が、頂いたから・・・と下さいました。何でも、書いておくものねぇ・・・と、改めて思いました。ちなみに、鹿児島と宇治の新茶も、持ってきてくださったものです。どなた様も、ありがとうございます。上記の、2、では、一煎目しか飲みませんでしたので、お昼の時に、二煎目、三煎目を飲みました。

4、それぞれが、自由に抹茶を点てる。自分の飲む分は自分で点てました。

5、談笑

以上です。詳細はまた後日書きます。

今回の茶会で印象に残ったこと。

①お客様全員が、部屋に入ってこられた途端、「えっー」という顔をされたこと。何が「えっー」なのかは、また書きます。

②またもや、人の話し全然聞いてないなあ・・という指摘を受けたこと。話しの流れから、先日も、とあるところで人の話しを聞いていなかったことが判明し、あらら・・・という感じでした。ちゃんと聞いてますよーと反論したいところなのですが、反論できないところがつらいです・・・。確かに、時折、空白の時間が存在します。あれ、なんで、さっきの話が今、こういう話になってるの?と、思うことがあるからです。なぜ、こうなるのかは?なのですが、1つ、考えられることは、私のエネルギーは、均等割りされていないからかなあ・・と思います。何人かで話している時はまだいいのですが、私に向かって話されている時とか、2人で話している時に空白の時間があると、かなりピンチです。頭をフル回転させて、空白の時間に話されていたことを類推するのですが、なかなかねぇ・・、難しいです。「なんで、今、こういう話になってるんでしたっけ?」って、聞きにくいですしね・・。私と接する方は、この辺のところを、お含みおきくださいますように、お願いいたします。

漆の茶椀、合鹿椀?

Img_2817 Img_2810 先日の茶会で、お茶椀として使ったものです。

だいぶ前に、東寺の弘法さん(古道具市)で、私が見つけてきたものです。

以前、能登に行った時、合鹿椀(ごうろくわん)という、昔の古いお椀を見せていただいたことがあります。全体の姿が、とてもおおらかで、いいお椀だなあと思いました。新しく作られたものもあったのですが、見かけもお値段もよかったので、見るだけで帰りましたが、弘法さんで同じようなお椀をみつけたので、即、買いました。超お買い得でした。5つくらいは欲しい感じなのですが、その時は、1つしか出ていませんでした。能登、柳田村、合鹿の里に古くから伝わることから、通称、合鹿椀と言われているそうです。これも、合鹿椀じゃないかなあ・・と思います。

このブログでもご紹介しましたが、1、2度、汁椀を、抹茶茶椀として使いました。汁椀は、あまり熱いものを入れると、色が変わったり、茶筅で傷ついたり・・・といったことが考えられますので、この度は、こういう丈夫な漆器を使いました。これは、口造りと高台が、布着せになっていますし、かなり堅牢な漆器だと思います。

漆器の茶椀の感想は?持った感じや、口当たりが不思議・・・という意見はありましたが、特に問題点はないようでした。

私の個人的な意見としては、持った感じが軽い、手に優しい、口当たりがソフト、などなど、いいやん、いい感じ・・・・・という印象です。陶器より好きかもしれません。なんで、茶わんは、陶器ばかりなのか、漆器もあるのかもしれないけれども、全然見かけないのか、不思議です。

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