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2007年5月

抹茶の新茶

抹茶の新茶を買いましたので、同じお店の、新茶でない抹茶と、みんなで、味を比べてみました。

“抹茶の新茶” については、これは、おかしい・・・という意見もありますが、その問題は、今は、横に置いておきます。

Img_2805この2つの茶器を使いました。

左は、アフリカのお土産に頂いた、木製の小壷に、私が、象牙の蓋をつけたのもの。周囲には、犀か象のような動物の絵柄が彫ってあります。右は、自作の陶器の茶器です。

この2つに、2種類の抹茶を入れ、多い目にお茶を点てて、全員で回し飲みしました。先入観をなくすため、どちらが新茶なのかは、お伝えしませんでした。

2種類のお茶を飲んでみた感想は、みなさん、様々でした。茶葉の専門家がお2人いらしたのですが、さすが、どちらが新茶か当てられました。新茶の方が、後口に、どことなく、青臭い、苦味が感じられたように思います。比べると、昨年のお茶は、落ち着いた味のように思いました。

ただ、この抹茶の新茶、実は、古茶がブレンドされているようです。新茶だけだと、飲みにくいとの事でした。やはり、抹茶は熟成の時間が必要なようで、その替わりに、新茶に古茶を混ぜて、熟成の感じを味の中に出されているそうです。

熟成なしに、新茶をそのまま挽いた抹茶、どんな味なのか、どのくらい飲みにくいのか、1度飲んでみたいです。

Img_2852左が、新茶。右が古茶です。器は、能登半島、珠洲焼きのぐい飲みです。

わかりにくいかもしれませんが、左の新茶のほうが明るい、薄い色のような気がします。茶葉の専門家は、見て、すぐに色の違いを言われました。

少人数で気の置けないメンバーなら、こういうお茶の飲み方も、いいかもしれないなあ・・と思いました。濃茶の回し飲みの薄茶編。濃茶は飲みにくいという声をよく聞きますが、これだったら、大丈夫ですね。

後日、この2つのお茶を半分ずつミックスして、飲んでみました。味は、この2つのどちらの味でもなく、正直、あまり美味しくない感じでした。宇治茶はブレンドティのようですが、ブレンドを替えると、美味しくなくなるのかなあ・・・?

旬を味わう、旬を楽しむ ~あさり~

Img_2848_1 先日の茶会のお昼ごはんです。

今回は、“旬を楽しむ、旬を味わう” をテーマに献立を考えてみました。

ボンゴレ、新玉ねぎとトマトのマリネパスタ、フレッシュトマトのブルスケッタ風、卵のカナッペ、えんどう豆のオリーブオイル炒め、苺です。

こうやって並べてみると、料理は彩が大事だなあ・・と改めて思いました。

テレビで、イタリア料理のシェフの方が、5月にボンゴレを作ると、ほんとに美味しいとおっしゃっていたので、やってみましたら、すごく美味しかったので、茶会のお昼ご飯にしてみました。

2_img_2848_1

分量は、例のごとく適当なのですが、やはり、あさりが多い方が美味しいようです。

材料は、殻付きのあさり、オリーブオイル、にんにく、赤唐辛子、みじん切りイタリアンパセリ(煮込み用、飾り用)、白ワイン(今回は、日本酒も少し入れました)、スパゲティ です。今回のスパゲティの量は、他のお料理もあるので、1人50グラムくらいだと思います。

1、あさりは、しばらく塩水につけて砂抜きをする。これもいろいろなやり方があるようです。2~3%の塩水に1-2時間、あるいは一晩つけておく等。冷暗所においておいた方がいいようです。

2、フライパンに、オリーブオイル、スライスしたにんにくを入れ、弱火で3-4分火にかけて、にんにくの香りがオリーブオイルに移る様にしました。にんにくは、ほのかな香り、くらいにするため、10人分で1,2かけにしましたが、たいていは、1人分でそのくらいのようです。

3、あさり、みじん切りのイタリアンパセリ、白ワイン(日本酒)、赤唐辛子少々を加え、蓋をして、あさりの口が開くまで火にかけます。2-3分、ソースがとろりとするまで煮詰めます。白濁色になるまで。ワインは、ひたひたより少し少ない目くらいまで入れました。1人分で、大さじ1~1.5位のようです。

4、スパゲティを表示の時間より、1-2分早く引き上げ、3に加えて、1-2分煮込む。こうすると、ソースがパスタに絡まります。最後に、オリーブオイルを回しいれ、みじん切りのイタリアンパセリを散らしたら出来上がりです。

パスタの茹で時間を短くして、ソースに絡めること、オリーブオイルを最後に回し入れて、香りを引き立たせることなどで、ぐっと本格的なボンゴレになる気がしました。あと、パスタを湯がく時に入れる塩は、飲んでみてちょっと辛いなあ・・くらいがいいそうです。この塩が少ないと、食べている間に飽きて来るそうです。

今回、パスタを湯がいた塩を除くと、他は、全く塩を使っていません。あさりの塩分だけです。これが、旬のあさりを使う醍醐味だそうです。違う季節だと、こんなに美味しいボンゴレはできないそうです。ちょっとしたことですが、ちょっとしたことを知っているだけで、同じ料理が同じ料理とは思えないほど美味しくなります。旬のものを、ちょっとしたポイントを押さえて作るだけでこんなに美味しくなるんだあ・・・。これから、5月はボンゴレの季節、ということにしようと思います。たいへん、お薦めです。

話は変わりますが、別の料理の番組ですが、白髪の年配の先生に、習っている若い方が、「これ、こんなに力がいるんですね」、はー、しんどーというようなことを言われると、その先生が、「料理は健康でないと作れませんよ」と答えられました。私はいつも健康でいるように気をつけています、健康でない時は、こういうものは作らない方がいいですよ、というようなことも言っておられました。

この場合の“健康”は、心身ともに、ということだと思いますが、確かに、心身の状態が、作る料理に表れるということがあるように思います。怒ってたり、落ち込んでたりすると、それがそのまま料理に表れるような気がします。でも、日々、いろんなことがあるし、なかなかずっといい状態を保つのは難しいかもしれません。

で、こういうときはどうするか?いろいろあるかと思いますが、例えば、健康的な人の所へ行く、あるいは、健康的な人を呼ぶ、来てもらう。という方法も、その1つかなあ・・と思います。自分のことを振り返ってみても、電話で、「あなたの明るい声を聞いていたら、元気がでてきた」とか、「こんな楽しい話を聞かせてもらったら、元気になってきたわ」というようなことを言われたことがあるように思います。何事でも、心身ともに健康ということは大事なんですね。ちょっと盛り下がっている・・という場合は、健康的な人を呼びましょう・・・。

世界のお菓子を日本の器に

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昨日の茶会のお菓子です。

黄色いのは、ミモザの花の砂糖漬け(フランス)。時計回りに、その隣の赤いのは、バラの花の砂糖漬け(フランス)。その隣のアイボリーは、蓮の実の砂糖菓子(多分ベトナム?)、その隣の青いのは、スミレの花の砂糖漬け(フランス)、その隣の茶色っぽいのは、中にローストしたコーヒー豆が入ったチョコレート(ブラジル)、です。すべて、お土産に頂いたものです。

で、これらを、日本の器と取り合わせてみました。個々のお菓子をぐい飲みに入れ、それを、竹製の籠に入れました。この籠は、度々登場しますが、元は、お弁当が入っていたものです。この籠、ほんとに重宝するわぁ・・・、です。器の下に敷いてある葉っぱは、1つは南天、もう1つは椿です。

花の砂糖漬けは、噛むと、ふわっと、それぞれに、やさしい花の香りがしました。花の香りが砂糖の中に閉じ込められている、という感じでした。コーヒー豆が入ったチョコレートは、口の中で、チョコレートを溶かすと、後に、中央のコーヒー豆が残り、噛むと、コーヒー豆のほろ苦さが口に広がりました。両方を一緒に食べると、甘さと苦さがミックスされて、ナッツチョコレートを食べているようでした。どのお菓子も、人工的というより、ナチュラルな甘さ、素材の持ち味がとてもよく生かされているように思いました。

通常の茶会では、お菓子を食べた後にお茶を飲みますが、今回は、2種類の抹茶の味の違いをクリアーに感じていただくため、2種類のお茶を味わった後、お菓子を食べていただきました。

改めて、いろんな国のお菓子、料理もですが、をリサーチする、食べてみたいなあ・と思いました。そして、逆に、日本のものが他の国でどういう風に受け取られているのか、どういう風にその国に溶け込んでいるのか、も見てみたいなあと思いました。

第78回葩会

今日は、葩会でした。

茶会の流れをお伝えしますと、

1、漆器の茶椀で点てた、抹茶の新茶と古茶を、みんなでテイスティングする。味の違いを話し合う。新茶、古茶、と二服点て、全員で一椀を回し飲みしました。

2、お昼ご飯。イタリアンでした。 “旬を味わう、旬を楽しむ” がテーマです。 

3、頂いた、煎茶の新茶を味わいました。

4、各々、自由に抹茶を点てて飲みました。

5、談笑  

以上です。

料理のレシピをブログに載せて欲しいというご意見もありましたし、個々についてはまた後日、詳しく書きます。

ある冊子に、

「芸術」が「生活」に根づく時代へ、日本も動き始めていると感じます。

と書いてありましたが、私もそういう気がします。

Img_2757 今日の食材の1つです。

あなた、お茶点てる人。わたし、お茶飲む人。

Img_2471 Img_2472 あなた、お茶点てる人、わたし、お茶飲む人。

と、ぱきっと分かれているのではなくて、両方を融合したようなスタイルの茶会、親しい人たちが互いにお茶を点てあって飲むスタイルの茶会ってできないかあ・・・と考えてみたところ、写真のようになりました。部屋の真ん中に風炉を置いて、みんなで、風炉を囲むような感じで、お座布団を敷いてみました。このお座布団は、お茶事の時に使ったら?と、伯母が作ってくれたものです。そして、風炉の右上の方に、お花を飾ってみました。こういう配置だと、床の間のない部屋とか、洋室でもできますよね。

「今から、ちょっと部屋の配置を替えます」 と、このようなしつらえにしたところ、前記事の賛否両論の花とは違って、「えーっ、かわいい・・・」と、全員に大好評でした。みなさんもご自分のカメラでこのしつらえを写していらっしゃいました。

私も含めてみなさんの、この席の第一印象は、、風炉釜の存在感はすごいなあ・・ということでした。風炉釜があるだけで、一気に茶席の空間を創り出すことができます。この存在感を他のもので代用できるか? 残念ながら、今の私には思いつきません。今後の課題かな?

今回は、この茶席で、風炉釜を使って、3つのスタイルのお茶を楽しみました。

1、抹茶席

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お盆は、お土産にいただいたものです。モロッコのものだったと思います。底は1つの木で、側面は寄木です。何の木なのかなあ、わかりません。こういうものが1つあるだけで、異国情緒を醸しだしますね。

抹茶茶わんには、お正月にも一度使いましたが、塗りのお椀を使いました。抹茶の茶わんに塗り物をつかわないのはなぜなのだろう・・・と思いました。茶筅を使うと、塗りが傷むからか、熱い物を入れるのがよくないからか、でも、熱い味噌汁なんかいれますしね。昔から、陶器を使うことになっているからなのか?なぜかな?と思いました。

Img_2425_1 Img_2426_1Img_2427 薄茶器は、能登半島の珠洲焼の煎茶茶碗です。 

蓋は、最近の私の得意技、“着せ替え”です。塗りの薄茶器の蓋を取り合わせてみました。この茶器の蓋は、蝶番がついていて、2つに折り曲げられるようになっていますので、使わないときは、折り曲げて立てておきました。 半月のようで、いいやん・・と自己満足してしまいました・・・。   Img_2479    

中国のお土産に頂いた、ジャスミンティクッキーと一緒にいただきました。

1人の人が全員のお茶を点てるのではなく、順番に代わり合ってお茶を点てあいました。小難しいお点前をするとなると、お茶のお稽古をされていない方がされるのは難しいと思いますが、ただ茶筅でお茶を点てるだけなら、初めての方でも大丈夫だと思います。

塗りのお茶わんは、持った感じがとても軽くて、口当たりも優しい感じがしました。陶器が男性的なら、塗りものは女性的って印象です。今とは違って、昔は、お茶は男性がやるものであった、ということをふと思い出しました。

こういう配置の席に座ってみた感想は、いつもの茶席の配置より、なんか、お互いが近く感じるなあと思いました。親しい人たちの集まりなら、こういうスタイルもいいのではないかなあと思いました。但し、知らない人同士、あるいは、あまり近くにいたくないなあ・・・という間柄の場合は、従来の、亭主は亭主席、客は客席と、離れたスタイルの方がいいかもしれません。知らない人がどのくらいの距離まで近づいてきたら不快と感じるかは、民族間で大きな差があると聞いたことがありますが、日本人は、その距離が他の国に比べて長かったように思います。ちょうど、これだと二畳くらいの感じですが、まるで、小間の席にいるようでした。新鮮な近さでした。

2、紅茶席

Img_2457_2 Img_2488_7 Img_2484_1

抹茶に              続いて、第2席目として、風炉釜のお湯を使って、紅茶をいただきました。6種類のフレーバーティのティーバックの中から、それぞれが好きなものを選び、またまた、お互いに紅茶を入れあいました。抹茶の方では、濃茶という、一碗のお茶をみんなで回し飲みするやり方がありますが、今回は、親しいメンバーの集まりだったので、全員、違う種類のティーバックを選んで、お互いに味見をしあいました。これは、私の発想ではなくて、「ちょっと飲んでみいひん?」という一言から、そうなりました。濃茶もそうですが、回し飲みは、やはり、ごくごく親しい人たちとでないと、ちょっと抵抗がありますね。

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前にも1度ご紹介しましたが、紅茶のティーカップは、和室ということで、煎茶茶碗と、茶托を使いました。柄杓でお湯を入れるため、茶碗は、この写真のようなタイプより、口の広いもののほうがお湯がこぼれず、入れやすかったです。

お菓子は、飲み物が紅茶ですので、今度は、抹茶を使ったお菓子にしました。中に、抹茶のクリームが入っています。

紅茶は沸騰したお湯で入れるほうがいいのかもしれませんが、これは、それよりは少し温度が低い目だったと思います。でも、そのお陰か、渋くならず、まろやかな味に感じました。釜の鉄分のせいでしょうか?

3、番茶席

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ちょっと小腹が空いてきたなあ・・・というところで、最後、お番茶とおにぎりで締めくくりました。もちろん、お番茶もこの風炉のお湯を使いました。

左は、新わかめのおにぎり、右は、菜の花漬けとすり胡麻のおにぎりです。どちらのおにぎりも、素材の持つ塩分のみで、他には味付けをしませんでした。

体に必要な栄養素を摂取するキーワードに、「まごわやさしい」という言葉があるそうですが、わ・・・わかめ、ご・・・ごま、菜の花を野菜とすると、や・・・菜の花。と、この2つのおにぎりを食べると、7つ中3つが取れるわけですね。深く考えてこの具をチョイスしたわけではありませんが・・。どちらも、季節のものです。

洋花を茶席に生ける

Img_2379先日、床の間に生けたお花です。このお花には、私にとって、いくつかの “初めて” があります。

1、洋花を生けたこと

洋花を生けたのは、これが初めてです。この花は、トゥインクルイエローとかいう名前の、スプレーバラです。バラは棘がありますが、このバラの棘は、羽毛のような感じでした。洋花を、和の花器に和のテイストで生けてみたいなあ、と思っていたのですが、やっと実現しました。花器の中に入る葉っぱは取りましたが、あとは、買ってきた花をそのまま、生けてみました。

2、花屋さんで買った花を生けたこと

茶席に買った花を生けたこと。これも初めてです。今までは、庭の花かどこかのお庭から頂いた花か、どちらかで、自分で切ってきた花ではない、買った花を生けたのは初めてです。庭の花にこだわっていたのは、 “花は野にあるように” 生けるのがよい、という言葉からですが、先日、ぷらぷらと道を歩いていて思いましたが、今は、“野” がないですね。それに、 野=庭 でもないですね。逆に、花に関して、昔はなくて今はあるものは、洋花中心の、たくさんのお花屋さんではないでしょうか。

3、花入れの敷板を自由に使ってみたこと

薄板という、花入れの敷板は、どなたがいつ定められたのか知らないのですが、どの花入れにどの敷板を使うのか、あるいは使わないのか、が事細かに決まっています。「えーっ、そんなことまで決まってるんですか?」と、驚かれた方がありますが、決まっています。以前、籠の花入れに敷板を使っていたら、これは、おかしい、と言われたことがあります。私は、床の間の畳に水の跡がつくので、それを避けるために敷板を使ったのですが、決まりごととしては、籠の花入れには敷板を使わないことになっているので、間違っていると言われたわけです。この決まりごとは、花器の格付けによって決まっているようですが、その昔に格付けされた花器のほとんどは、現在、美術館などの展示品になっていて、今、あるのは、そのコピー、模造品が多いと思います。そういう決まりごとの根拠がどこにあるのか、正直よくわからないところがありますが、模造品にまで、その規則をあてはめる必要があるのかは、? です。少なくとも、私は、いわゆる“本物”と言われているものを1つも持っていませんので、私の持っている道具は、私の中ではすべて同格です。よって、この花器にはこの敷板でなければならない、という識別の仕方は、 ??? です。もし、私の中で、何か区別があるとしても、それは、これは、○○さんから頂いた、思い出の花器だから・・・といったようなことだと思います。

今まではだいたいその敷板の決まりに従ってきました。が、今回は、そういう決まりごとは考えずに、花を生けてみることにしました。まず花を決めて、その花に合わせて花入れを決めました。そして、花を入れた花入れを床の間に置いてみました。見たところ、敷板があってもいいのでは?と思いましたので、最初に、木地の敷板を置いてみました。すると、花、花器、敷板、畳、土壁がすべて同系色となり、花が沈んでしまいましたので、今度は、黒漆塗りの敷板を置いてみました。すると、黒では他のものとのコントラストがきついように思いました。そこで、写真のように2枚重ねてみましたら、落ち着きました。敷板を2枚使ったのも初めてです。最初から、2枚使おうと思っていたわけではなく、花と花入れを最大限に引き立たせるにはどうしたらいいだろう・・・と考えたらこうなったわけです。これは、こうである、とがんじがらめにせず、手持ちのものの中で、自分の目で見て1番いいと思うものを選択する方がいいのでは?と思いました。何事でも、物事を考える上での柔軟さ、柔軟性はとても大事なことではないかなあと思いました。

この花をご覧になった方の感想はいろいろでした。和の空間の代表ともいえる茶席に、洋花の代表とでもいえるバラの花とは・・・・、ちょっと違和感があるかも?という方もありました。逆にあまり違和感はない、という方もありました。2枚重ねた敷板の重ね方が、どこか“洋”の感覚だという意見もありました。

で、私の、生けてみた感想としては、思いのほか、違和感がないなあ・・というのが正直な気持ちでした。洋花を和の花器に和の空間で、と頭の中で描いていたものより、はるかに違和感がありませんでした。人は、新しいものには、過剰に反応するけれども、1度こうであると決まったもの、見慣れたものには、寛容、疑いの目を持たない、という傾向があるのではないかなあ。これは、最近ふと感じたことです。

この花を生けたことは、私にとって、“花は野にあるように” という言葉を見直す、大きなきっかけとなったように思います。

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