« お花見料理 | トップページ | 灰 »

一呼吸とゆっくり

Img_2108お花見の時のお菓子です。

手作りのウグイス餅です。お花見に来られていた方が、きれいなお重に入れて持って来てくださいました。プロの方が作られたような、本格的なウグイス餅でした。野外で食べることを考えて、アルミのケースに1つずつ入れておいて下さったり、ウグイス餅の下に椿の葉が敷いてあったり、お心づくしのお菓子だなあ・・と思いました。

先日は、5席くらいお茶を点てたでしょうか?1席、7,8人から10人くらいだったので、40服くらいは点てたと思います。

これだけの人数だし、点てだしにしたら?とおっしゃってくださった方があったのですが、私が、点てだしは好きではないので、自分で全部点てました。点てだしというのは、例えば、3人くらいだけお点前をして、お茶を点てて、後の大半の方の分は、水屋で誰かが点てたものを運んできてお出しするというスタイルです。私の感覚では、これだと、喫茶店で抹茶セットをたのむのとあんまり変わらない気がします。で、喫茶店だと、ゆっくりしていられますが、お茶席だと、のんびり道具などを拝見していると、お次の方が来られますので・・・と、注意されて、出て行かないといけないことが多いです。よって、こういう茶会は、個人的には好きなスタイルではありません。

でも、さすがに、途中、ちょっと疲れてるなあ・・と感じる時がありました。こういう時は、お茶の先生から教えていただいた2つのことを思い出すようにしています。

1つめは、点前を始める前に一呼吸置く。ということです。ぱぱーっと始めてしまわないで、一呼吸置くことで、どこか、気分がすーっと落ち着きます。2つめは、点前をゆっくりするということです。点前を見ると、その人がどのような性格なのか、その人が、今どういう状態なのか、よくわかります。今日は、ちょっと慌ててるなあ・・とか、平常心を失っているなあ・・と思ったら、できるだけ点前をゆっくりしなさい。と教えていただきました。本人が、こんなゆっくりでいいやろか・・と思っても、そういうちょっと平常心を失っている時は、自分のゆっくりがイコール、他の人にとっての普通です。というようなことを先生はおっしゃっておられました。これは、茶の湯の点前だけでなく、いろんなことに役立つことだと思います。急がば回れ、と通じるところがあると思いますが、ハプニング等は、たいてい平常心を失っているときにおこるので、これは、ミス、粗相をできるだけ防ぐ極意ではないかなあ・・と思います。事実、私にとっては、日常のあらゆる場面で役立っています。私は、お茶を始める前は、この“一呼吸”、“ゆっくり”ができなかったので、お茶には感謝感謝です。

ちょっとしんどいなあ・・と思ったのは、2,3席目だったのですが、前回の記事に書きました、美味しいおうどんや豚汁等を食べたら、一気に元気になりました。やはり、“腹が減っては戦は出来ぬ”でしょうか?茶会は戦ではありませんが・・。

南方録の研究会でご一緒させていただいているI先生が、最後に私にお茶を点ててくださいました。たいへん美味しいお茶でした。ありがとうございました。

« お花見料理 | トップページ | 灰 »

茶会 chakai : tea gathering」カテゴリの記事

菓子 kashi : sweets」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/168789/14552979

この記事へのトラックバック一覧です: 一呼吸とゆっくり:

« お花見料理 | トップページ | 灰 »

フォト
2017年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

最近のトラックバック

無料ブログはココログ