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四頭茶会(よつがしらちゃかい)

先日、券を頂いたので、京都の建仁寺の四頭茶会(よつがしらちゃかい)に行って来ました。

行かれたことがある方は、ああー、という感じだと思いますが、行かれた事がない方には、四つの頭ってなあに?という感じだと思います。で、ご説明したいのですが、うまくまとめられませんので、当日頂いたパンフレットから、一部、抜粋したいと思います。

〈四頭茶会とはどんなものか〉 四人の正客に準じて相伴客(しょうばんきゃく)がお茶をいただく、広間での作法と思えば大体近いようです。お点前と菓子のおはこびなどは、四人の寺僧によって行ない、その役名を供給(くきゅう)といいます。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

〈その由来〉 中国の宋・元の時代、比較的大きな禅宗寺院で行なわれたもので、鎌倉時代に日本へ禅が伝えられると、本朝でも流行し、室町桃山時代以降盛んに用いられた作法です。この作法は、禅宗寺院内の修道行事・法式・作法等を規定した清規(しんぎ)に従うものです。

〈飾りつけの特長〉 中央の掛軸は、本日降誕の日に当る当本山のご開山栄西禅師(1141-1215)の頂相(ちんそう)、すなわち、ご絵像であります。禅宗寺院でのお茶は、こうした先人の遺徳を偲び、修道の方便、心のいましめとしていただくことになっています。この頂相がのちには禅僧の墨跡などにかわったり、現今の茶会で見られるような茶道家元等の書におきかえられるようになりました。そしてそれらの書の中に、時候を連想させる字句があるのを喜ぶのは、季節の移りかわりに敏感な、日本人特有の情緒の繊細さのためだとも考えられます。しかし茶道本来の、心の修養の面が閑却されてはいないだろうか。・・・・・・・・・・

Photo_2 この図のように、4人の正客とそれぞれの相伴客8人、4×9=36人で一席です。

四頭の茶会の前に、和尚さまが栄西禅師のお話しをして下さいました。いろいろといいお話しをして下さったのですが、その中で、1番印象に残っているのは、「出し惜しみするな」というお言葉です。

では、何を出し惜しみしないようにとおっしゃっているのか?

お金もその1つですが、むしろ、愛情、自分の持っている力、思いやり・・・といったものを出し惜しみしないように、目の前にあることに、全力で取り組みなさい、とのことのようです。(押し付けはいけませんが)

お茶で言うところの、一期一会は、まさしくこういうことではないか?とおっしゃっておられましたが、その通りだなあ・・と思いました。

“出し惜しみ”は、他のものに対してですが、結局、これは、自分にかえってくることのような気がしました。

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