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フラワーアレンジメントと茶花

Img_1467_1 Img_1465_1先日の茶会で使ったお茶碗です。今回は、他の道具との関係から、小ぶりのお茶碗を使いました。

左の紅いお茶碗は、私の祖父が昔、ヨーロッパで買ってきたものです。底には、1878 ITALY と書いてあるようです。いつかどこかで使った時、イタリアでは、カフェオレの器ではないか?と言われましたが、どうなんでしょう?

右の水仙のお茶碗は、2,3年前に頂いたものです。京都の清水焼です。イタリアのお茶碗は、どちらが正面なのか、ほんとのところはわからないのですが、私はいつも風景画のような方を正面にしています。で、この2つの写真は、左が正面から、右は後ろ側から撮ったものです。これを見ていて、1つ気付いたことがあります。

それは、イタリアのお茶碗は、前にも後ろにも絵柄がありますが、清水焼のお茶碗は、正面と、内側の奥に絵柄があり、後ろにはありません。京焼き、清水焼きのお茶碗には、正面と、内側奥に絵柄があるお茶碗が、とても多いように思います。

この2つのお茶碗をずっと眺めていたら、フラワーアレンジメントと茶花を連想しました。フラワーアレンジメントは、習ったことがないのでよくわからないのですが、イメージとして、例えば食卓のお花のように、360度、どの方向からでも見られることを想定してあるように感じます。一方、茶花は、床の間に置かれるとなると、正面からどのように見えるかが大事なことで、後ろからどう見えるかということは全く考えられていませんし、後ろからどう見えるかは、全く考える必要がないことのように思います。

未来には、茶花もお茶碗も、360度どの方向からも見られることを想定したものになるのか、あるいは、このまま正面からのみ見るものとして続いていくのか、どうなんだろう・・。この2つを眺めながら、そんなことを思いました。

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