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ペーパー製香合

Img_1358_1左は、昨日使いました香合です。

このブログを見て下さった大学時代の先輩が、先日、勤務されている博物館の茶道具に関する図録を送ってくださいました。

その中に、現在では、風炉(5月~10月ごろ)は、塗り物や貝の香合を使い、炉(11月~4月ごろ)には、陶磁器の香合を使う。と書いてありました。で、今までは、私もだいたい、これにのっとってきました。

このペーパー製の香合は、先月初めて、お土産にいただいた、イタリアのペーパー製の香合(下の写真)を使い、それにヒントを得たこと。そして、昨日ご紹介した干し柿を試食した時、蔕が残ったのですが、とてもかわいかったので、なんかに使えないかしら・・と思ったこと。この2つから出来上がりました。

Img_0663_3  Img_1371_1                          

茶色っぽい紙は、以前、佐賀県のまるぼうろというお菓子を使いましたが(2006年5月26日の記事)、そのお店をご紹介してくださった方が来て下さいましたので、そのお菓子の包装紙を使いました。 内側、角っこは、別のお菓子屋さんの包装紙を使いました。表面は、干し柿の蔕に、乾燥して押し葉のようになったイチョウの葉を使いました。で、中に椿の葉を入れて、その中に練り香を入れました。

では、この本体は?

お客様にお伺いしたのですが、正解は出ませんでした。正体は、ゼムクリップのケースです。中のクリップを使って、不要になったケースを紙で包みました。

先程の茶道具の図録によりますと、今から400年あるいはそれ以上前の中国製の香合は、中国で合子(ごうす)としてつくられたものを、日本で香合に見立てて使用したと考えられます。というようなことが書いてありました。中国の合子は、日本の箱を意味するらしく、印肉とか化粧品入れとして使われていたようですが、それが、日本でお茶の香合になったんですね。こういう経緯を考えてみますと、いろんなおもしろいものが香合になりそうだなあと思いました。

今回のこの香合は、すべて家にあったものでできました。よって、全くお金がかかりませんでした。

“お金を使うお茶“ではなくて、“頭を使うお茶”。これからは、これも私のお茶の一つの柱にしたいなあと思います。こういう風に思うのは、私がお金持ちじゃないからだと思いますが、本当は、お金があろうがなかろうが、そんなものには捉われず、その人なりに、その人らしく、自由にお茶できるというのが本物だと思います。もし、将来、私が何かのことでお金持ちになったとしても、お金に捉われずに自由なお茶ができれば、私は本物。できなければ、それまでの人。じゃ、ないかなあと思います。

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