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2006年9月

ゴーヤ寿司

Img_02011 先日の葩会のお昼ごはんはゴーヤ寿司でした。

ゴーヤの内側の白い部分を取り、薄く切ってお湯で湯がき、(氷)水で冷やして軽くしぼったものをちらし寿司に混ぜました。ちらし寿司の具はお好みのものでいいと思いますが、今回は、干瓢、高野豆腐、人参、牛蒡、干し椎茸を細かくして甘辛く煮たものに、焼き鱧、錦糸玉子、かまぼこ、海苔をのせました。

ゴーヤは苦味があるため苦手という方も多いのですが、お寿司に混ぜますと、お酢の影響だと思いますが、苦味は全然ありませんでした。食感が楽しめると思います。ゴーヤを色よく、あるいは苦味を残したい方は、湯がく時間を短めにし、かつ食べる直前にゴーヤを和えられた方がいいと思います。お寿司に混ぜてしまうと、ご飯に馴染む分、どうしても色は飛んでしまいますので・・。ゴーヤをちらし寿司に入れることは、いつも野菜を持ってきて頂く、近所の野菜屋さんから教えていただきました。

話しは変わりますが、よく行くお肉屋さんで、先日ミンチを購入したのですが、その折、ミンチはどんなお肉が混ざっていてもわからないから怖いよと教えていただきました。うわさによると、とんでもないお肉が混ざっているケースもあるそうです。そのお肉屋さんでは、私の目の前で、塊のお肉を挽いてミンチにしてくださいます。

このお話しから、抹茶のことを考えてみました。昔、千利休の頃は、お茶屋さんが自分の茶園で作った茶葉を茶壷に入れてくれて、それを茶人自身が臼で挽いて抹茶にしていたそうですが、今はお茶屋さんが抹茶にされたものを買うのが一般的です。この抹茶はお茶屋さんがそれぞれの配合でいろんなお茶を混ぜられたブレンドティです。どのような茶葉が使われているのか買う方は全くわからないので、ちょっと怖いところもあるなあと思いました。

カステーラと月世界とトルコのお菓子と菊型の干菓子

先日の葩会のお菓子です。

左は、岐阜の松浦軒というお店のカステーラです。南蛮菓子の続きで、カステラを・・と思い、このカステーラは昔のカステラの味に近いものであると聞きましたし、「以前、ポルトガル人の女性がこれを食べて、昔、おばあちゃんが作ったカステラに似てるって言ってました」と何かで読みましたので、取り寄せてみました。お店のパンフレットによりますと、

私ども松浦軒のカステーラは今から二百十年前の寛政年間 岩村藩の藩医神谷雲沢先生が長崎に赴きオランダ人から蘭学を学ばれたとき カステーラの製法も習得されて帰藩され御用菓子司の松浦家に伝授されたのがはじまりでごさいます

とあります。みなさんの感想は、いわゆる今でいうカステラとは違って、(スポンジ)ケーキの台のよう、とか、パウンドケーキみたい、というものでした。菓子器は、ヨーロッパのどこかの国のものです。

右は富山の銘菓、月世界です。満月に近かったこともあり、持ってきて下さいました。暁の空の淡い月影と美しい表情から、この名がつけられているそうです。

この2つのお菓子を頂いて、結局、こういうシンプルなお菓子が時代を超えて、超越して残っていくのだろうなあと思いました。日本食に例えると、普通の白いごはん、白米のような存在かなあ・・。

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こちらは、右上がおみやげに頂いたトルコのお菓子。左下は菊型の日本のお干菓子です。ちょうど前日が重陽の節句でしたので、菊のお菓子を使ってみました。菓子器は、高野山の千年杉で作られたものだそうですが、重量がほとんど感じられない、驚くほど軽いです。

このトルコのお菓子は、中身は乾燥イチジクで、外側にナッツ等が散りばめられています。自然な味がしました。

茶の湯におけるお菓子の存在を見直す意味でも、ますます世界旅に出たくなりました。

7年目がスタート

7年目がスタートしました。

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右は1周年、2周年・・・と1年毎の記録をまとめた会誌です。Vol.1~4は製本のみ業者さんにお願いし、Vol.5は原稿の作成から製本まですべて手作りの冊子です。今回はVol.6となるところなのですが、3月からブログを始めましたので、今年はそのうちに、このブログを本にまとめてみようかなあと考えています。

Vol,1と5の葩という字は私が書いたのですが(Vol.5とこのブログのトップページの文字とは同じものです)、自分自身の5年間の推移が表れているように思います。

毎回会の様子を写真に撮る、冊子にまとめる、ホームページ、そしてブログの開設といったことは、私のアイデアではなく、私の友人のFさんのご発案です。冊子、ホームページに関しては、懇切丁寧にご指導してくださったので、なんとか自分でできるようになりました。ブログに関しても、一年ほど前に、茶会のことだけでなく、お茶に関すること、日々感じていることなどをブログという形で書いてみたら?とご提案していただいていたのですが、ブログなんて・・・となかなか決心がつかず、ホームページの無料ソフトがブログの普及により使えなくなるということになって、じゃあやってみるかあ・・とようやく始めました。7年目をスタートするにあたり、改めてFさんに厚く御礼申し上げます。

葩会という会名は、私のお茶の先生がつけてくださったのですが、先日病院にお伺いした時に、はなびらは散ってしまうので、こんな名前をつけてよかったかとご心配されていました。冊子のVol.4に寄稿してもらった私の伯父の文章によりますと、葩(はな、音はハ、古訓ハナビラ)とは、ぱっと咲いた華やかな花、白い花といった意味のようです。先生にもそういう意味がありますと申し上げました。

今、私が茶の湯に関して思っていることは、

1、世界中を旅して、茶道具に使えるものを探してきて、いろんな国のものを使って茶会がしたいなあ

2、茶の湯から一番遠いかもしれないところにいらっしゃる方々に、お茶の素晴らしさを伝えたいなあ

3、今まで覚えたことを一度すべて忘れる、忘却したいなあ

ということです。

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