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抹茶 その2

_img_0111 甲府の“くろ玉”というお菓子です。原材料は、青えんどう、黒糖、グラニュー糖、小豆、寒天、カラメルです。艶やかな黒さが印象的なお菓子ですが、中は青いえんどう豆餡です。お菓子皿は、ヨーロッパのどこかの国のものです。

お茶の流派によって、薄茶を泡立てるところと、泡をたてないようにするところがありますが、その違いを科学的に分析した結果を先日お伺いしました(薄茶とは濃茶に対しての言い方ですが、お茶会や喫茶店で出てくる抹茶は、たいていはこの薄茶のことを指します)。

結論は、泡立てる、攪拌すると、基本的にはお茶の苦味が増すそうです。しかし、泡は、お茶の苦味を吸収する性質があるので、泡をたてるならしっかりと泡立てた方がいいそうです。

このことを確かめるために、同じお茶、お湯を使って、泡立てたお茶とほとんど泡立てないお茶を飲み比べてみました。すると意見が分かれまして、ある方は泡がある方が美味しいし飲みやすい、ある方は若干ですが、泡立てない方が甘い感じがするというご意見でした。私は、泡立てないお茶のほうが苦味が感じられない気がしました。茶の湯とは、茶と湯ですが、泡立てない方が、茶と湯の味がクリアーな気がしました。泡があると、茶と湯以外の泡に気を取られがちになるので・・・。

だいぶ前、お茶のお稽古を始めて間もない頃だと思いますが、ある場所で何人かが、同じお茶、お湯を使ってお互いにお茶を点て合ったことがあります。するとその時に、ある通の方が、「○○さんが点てられたお茶は甘い」とおっしゃいました。この一言は、私にとってかなり衝撃的なものでした。なぜなら、その○○さんのお点てになったお茶は、泡立ちと言う点では、それほどきれいに点っていたとは言えなかったからです。実は、私はお茶を点てることだけは小学校の時からやっていたので、わりときれいに泡立てることができ、きれいに泡だったお茶である=美味しいお茶である。と思い込んでいたからです。

私のお茶の先生が点ててくださったお茶も、どちらかと言うと、すごくきれいに泡立っているというわけではないのですが、いつもとても美味しく感じました。恐らくきつく泡点てると苦味が増すのだろうなあと思いましたので、それからは、いかに短時間で、きつく茶筅を振らず、かつきれいにふわっと泡をたてるかを目標として、そうイメージしながら、今までずっとお茶を点ててきました。

お茶を点てる名人が一番安いお茶を使って点てたお茶と、お茶を点てるのが上手ではない人が最高級のお茶を使って点てたお茶。飲んだ人はどちらの方が美味しいと感じるのだろう・・というようなことを考えてみたりしますが、なかなか一筋縄ではいきませんね・・・。

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