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蓋置

さざえを頂きました。中身を美味しく頂いたあと、殻を見ていたら、七種の蓋置を思い出しました。このさざえを蓋置として使ってみたいなあと思い付き、試してみました。

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左側が、私がさざえの蓋置としてもっているもの、右が本物のさざえです。蓋置として作られたものは、もともと蓋をのせるように作られたものですので、釜の蓋が水平にちゃんとのるのですが、本物のさざえは、蓋が転げ落ちないようにするには、ちょっとこつがいりました。でも、いくつかのさざえにのせてみたのですが、どれも、置き方を工夫すれば、ちゃんと蓋も柄杓も置くことができました。他の方にもご協力頂いたのですが、皆さん、ちゃんと蓋がのっていました。今回、本物のさざえにのせて見て、こんな水平じゃないものに蓋をのせてみよう、これを蓋置に使おうと考えついた人はすごいなあと思いました。

このさざえを見ていて、あれこれ思いをめぐらせていたら、私も自分の好きな蓋置を7つ、探してみようかなあと思いつきました。今は、グローバルな時代ですので、世界中のものから7つ選んでみるのはどうだろうと思いました。その1つ目は、すでに私の手元にあります。右が利休好みの竹の蓋置、左が私が以前オーストラリアで買ってきた、木工細工の

_pict4460_2 _pict4463 ペンたてですか、なんですか?です。この蓋置(今は)には、思い出があります。これは、ケアンズの近郊にいろんな動物を見に行くバスツアーに参加した時に立ち寄った、山の中の小さな村のお店で見つけました。休憩で止まっていたバスが出発する時間になって、急いで戻ろうとしたら、ふとこれが目に入りました。この瞬間、私は2つの選択を迫られました。1つは、集合時間だし、こんなところで置き去りにされたら困るので、心残りではあるが、速やかにバスに戻る。もう1つは、例えここに置き去りにされたとしても、どうしてもこれは買わねばならぬ。というものでした。で、即断で、私は後者を選択し、店の人を呼んでお金を払ったりしている間も、どうやって1人でここから帰ろう・・とずっとあれこれ考えていたのですが、ぴゅうーんと走ってバスのところに戻ったら、まだ待ってくれていました。添乗員さんには怒られるし、一緒に行った友達にも怒られるし、散々でしたが、これが手に入って私は大満足でした。ほんとに迷惑な人ですね。私・・。

右の写真は天地を逆にしてみたのですが、これでも蓋置として使えそうですね。なんか、オーストラリアと日本だなあと、この2つを比べると思います。

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コメント

ご無沙汰しております、よっしーです。
さざえの蓋置、私もchajinさんのお茶会で使わせていただきました。蓋置用として人口的に作られたさざえのかたちをした蓋置ならともかく、自然のさざえを蓋置にしてみると伺った時はおもしろい発想だなぁ、と思う反面、本当に柄杓が置けるの?と正直なところ半信半疑でした。でもちゃんと置けました!もちろん私の場合、何度もトライしての結果ですが・・・蓋置き(さざえ)を握った時の感覚もとても自然で、なんだかちょっとした感動でした。

このところ、毎回、私のいろいろな実験にお付き合いいただきまして、ありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。

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