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2006年4月

炉から風炉へ

今日から、炉から風炉への入れ替えを始めました。

炉の中の灰をあげたり、、風炉に灰を入れたり、畳を入れ替えたり、炉用の道具を片付けて、風炉用の道具を出してきたり・・・と、いろいろあります。炉とは、11月までお別れです。11月の風炉から炉へ、5月の炉から風炉への移り変わりは、お正月、誕生日などど同じように、私の1年の区切りになっています。

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本日のてんぷらの食材です。

右上から、たらのめ、こしあぶら、柿の葉、三つ葉、中央は、筍です。

たらのめは山菜の王様、こしあぶらは山菜の女王と言われているらしいですが、確かに、たらのめは男性的、こしあぶらは女性的な感じがしました。今日は、春のエネルギーをしっかりと味わいました。

スーパーで売っているたらのめを見ると、これほんとにたらのめ?というくらい、この野生のたらのめとは違うものに見えます。たらのめを洗うとき、棘でちくちくと刺されました。さすが野生・・と思いました。

花の下より鼻の下

うまい表現ですよね。仙厓禅師(1750年~1837年)のお言葉です。

では、お菓子に続き、先日のお花見のお料理です。たくさんのご馳走があったのですが、写真があるものだけご紹介します。

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これは、砂糖漬けを作って下さった方SEさんが作られたお料理です。松葉の蒔絵がしてある素敵なお重に入っていて、まさしく上等の花見弁当という感じです。他にも、春のちらし寿司、穴子の押し寿司?等々、たくさんの、美味しくてきれいなお料理を作ってきて下さいました。SEさんのお宅は、千客万来で、いろいろな方がお遊びにいらっしゃり、私もお伺いさせて頂いたことがあるのですが、いつも思うことですが、SEさんが作られるお料理には、食べる人のことを考えた、あたたかさや、愛情がたくさん詰まっている気がします。

他にも、この日はたくさんいろいろなご馳走があったのですが、食には格別の関心がある私としては非常に残念ながら、この日は食べることに専心できませんでしたので、記憶に残っているものだけ・・。

坐禅会に来られているYさんが作られた手打ちうどん。これは、お花見の名物料理の1つで、このおうどんを楽しみにしていらっしゃる方が多いです。今回、「あっ、食べ損ねたー」と思っておりましたら、私の分は特別に確保して下っていましたので、ちゃんと頂けました。これで、この1年心置きなく過ごせます・・・。そうそう、SEさんも私の分を取って置いて下さいました。

あとは、お寺の竹林で取れた筍を使った、筍ご飯、若竹汁、木の芽和え(木の芽味噌だけ私が前日に作りました)、豚汁、ぬた・・・・他にもたくさんありました。

_pict3502 これは、私が作ったものです。お寺の畑のお野菜を使ったお料理を何か作りたいなあ・・と和尚様とご相談して考えました。先日、テレビで筍をかつらむきにしたお料理を見たので、それを応用し、かつらむきした筍と生ハムを畑で取れたチシャ菜で包みました。

このお寺の畑のお野菜は、先日のお花見にも来られていた93歳のIさんが、毎日午後、このお寺にいらしてお世話をなさっています。Iさんは、この他にも、午前中は別のところで、午後はこのお寺、そして、近くの公園のお掃除をされたり・・と毎日いろいろなところでご奉仕されています。人は、ある年齢を過ぎると、その人の生き方、人生がそのまま顔に表れるといいますが、Iさんは本当にいいお顔をされています。これは、今までIさんにお会いしたことがある方みな共通のご意見です。これからも、いつまでもお元気で長生きなさってください。

花より団子・・・

 先日のお菓子をご紹介します。

_pict3515_2_pict3516_2左は、松江の”若草”、右は、津山の”千本桜”です。若草のお菓子皿は、和尚さまの御弟様の作品です。若草は、私が用意したのですが、千本桜は、お寺の坐禅会に来られている方が、この日のためにわざわざ取り寄せて下さったものです。この千本桜、初めて頂いたのですが、色彩、形、中と外の素材、触感の違い、銘、等々・・様々な面でいいお菓子だなあと思いました。日本中には、いいお菓子がたくさんあるなあと改めて思いました。

_pict3517_1 こちらは、獅子柚子とリスボンレモン?の砂糖漬です。和尚さまとご懇意にしていらっしゃる、お料理がたいへんお上手な方が作られたものです。柚子派とレモン派、どちらの方がより好きか、意見がわかれるそうです。私は、どちらも非常に美味しかったのですが、リスボンレモンは初めていただいたので、とても新鮮に感じました。

若草、千本桜は”和”、砂糖漬は、”洋”の香りがして、和洋折衷、いろいろ楽しませていただきました。

50-12=38

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第66回葩会は、例年どおり、お寺のお花見に合流させていただきました。

和尚さまのお人柄で、バラエティに富んだ方々が来られていました。晴れていましたら、山桜の下でお食事、そして、特設舞台で野点でお茶一服。という予定だったのですが、雨でしたので、本堂でお食事、お寺のお茶室でちょっと早い風炉でお茶を一服。に変更になりました。本堂の前の山桜はちょうど満開でした。

私は、お茶室でお茶を点てさせて頂いたのですが、50個頼んだお菓子が、終わったら12個になっていましたので、残り38個、ざっとそれくらいのお茶を点てたことになります。6席くらいだったのでしょうか。さすがに、最後の方はちょっとふーっと気が遠くなりました。

このお寺では、お正月とお花見の年に2回、お茶を点てさせて頂いております。もう、5年以上になると思います。ここで実践に実践を積ませて頂いて、多くのことを学ばせて頂いておりますし、数多くの方と一期一会の一時をご一緒させていただきました。和尚さまに厚く御礼申し上げます。これからもよろしくお願いいたします。

数々の美味しいお料理と楽しいご雑談!?で、皆様ゆっくりとくつろがれていたように思います。お料理のご紹介もしたいのですが、たいへん残念ながら、私はゆっくりと頂けませんでしたので、じっくりご堪能なさった方から御紹介していただけたらと思います。

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