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第65回葩会 (会の報告)

 第65回葩会では、釣釜を使いました。天井から鎖で吊るしてあるので、釣釜といいます。ちょうど『南方録』輪読の研究会で読んだところに、釣釜について炉中の事等、心得が書いてあり、その通り工夫してみたのですが、もう少し研究が必要なようです。炭は小さめ、風炉用のものでもいいと伺ったので、また試してみたいと思います。

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  昨年、イタリアローマでのお茶のセミナーに参加させて頂いたのですが、ヨーロッパでは日本の和菓子は手に入りにくいので、お菓子を手作りされていると参加者の方から伺い、私も一念発起して、最近、手作りのお菓子にチャレンジするようになりました。このお菓子は、大和芋をゆがき(本には電子レンジを使うと書いてありましたが)、裏ごししたあと、砂糖を加えたものです。本には中に甘納豆を入れると書いてありましたが、私は小豆を炊いて中に入れました。そして、ラップで茶巾絞りにし、出す直前に、少し塩抜きをした桜の花漬を飾りました。このお皿も陶芸教室でのSさんの作品です。プロが作ったかと思うような作品でした。盛り付けはAちゃんです。

 みなさんにもいろいろこのお菓子の銘を考えて頂きましたが、私は、”開花予想”なんてどうかなあと思いました。

 前述の南方録の研究会の時に、先生がいつも美味しい生菓子(和菓子)を出して下さるのですが、そのお菓子には銘がついていないので、先生が参加者に、このお菓子にはどんな銘がいいと思いますかとおたずねになります。私がつけた銘はいつも、いい銘だけど、よくある銘ですね。と毎回のように言われます。どうしてもっと独創的な銘が出て来ないのだろう・・といつも思うのですが、頭の中にお菓子の銘が詰まり過ぎていて、どこかで頂いたお菓子の銘がぱっと思い浮かんでしまい、新しいものが出てくるのを妨げてしまうのです。今、私はお茶のすべてのことにおいてこのことと向き合っているのですが、“開花予想”。母にはなんやその銘は、と言われましたが、私は、ちょっと風穴が通ったかも・・・とかなり嬉しかったです。なかなかいい銘ですね。と先生に言っていただける日までふぁいと!!

 ”開花予想”という銘がないか、確認がてら和菓子の本をぱらぱらと見てみましたので(その本にはありませんでした)、ここで、桜に関する銘をご紹介しますね。

 桜、花の宴(詩歌を詠み、舞を舞って桜の花を愛でつつ集う、優雅な宴を表した御菓子)、初桜、桜吹雪、花筏、爛漫、花衣、花の袖、桜祭、山桜、花くれない(柳の緑色と桜の紅色を染め分けたこなし、きんとん)、吉野、ひとひら、紅桜、おぼろ桜、夜桜、深山桜、行く春・・・

 

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