最近、秋月辰一郎 という方の
・ 死の同心円
・ 長崎原爆記
・ 体質と食物
という本を読みました。
上記の本の中から、印象に残ったことを抜き出してみます。
昭和20年8月9日の原子爆弾は長崎市内を大半灰燼にし、数万の人々を殺した。爆心地より1.8キロメートルの私の病院は、死の灰の中に、廃虚として残った。私と私の病院の仲間は、焼け出された患者を治療しながら働きつづけた。
私たちの病院は、長崎市の味噌・醤油の倉庫にもなっていた。玄米と味噌は豊富であった。さらにわかめもたくさん保存していたのである。
その時私といっしょに、患者の救助、付近の人びとの治療に当たった従業員に、いわゆる原爆症が出ないのは、その原因の1つは、「わかめの味噌汁」であったと私は確信している。
:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+
私、婦長、岩永修道士、村井看護婦なども、8月15日頃から疲労が加わってきた。私ははじめ、「野宿は疲れるものだ」と思い、一週間近く病院の庭にごろ寝したことを、全身叩かれたような疲労の原因と考えた。私は放射能症、原爆症を知らない。しかしここで自分の身体の疲労や自覚症状を考えてみた。・・・
・・・8月15、6日ごろ、私は自分の症状が、このレントゲン・カーター(レントゲン宿酔)に酷似していることを明瞭に自覚したのである。・・・
・・・かつて私は、レントゲン教室で患者がカーターになったり、自分がカーターに苦しんだとき食塩水を飲んでいた。生理的食塩水より少しよけいに塩分を含んだ塩水の飲用を患者にも命じた。そうすると私自身、気分がよくなった。それは当時、レントゲン教室で研究し、働いていた人びとの常識であった。
「爆弾を受けた人には、塩がいいんだ。塩が、効果があるんだ」
私に、新しい生物物理学、原子生物学の知識はない。書物や論文はなにもない。それでもこの秋月式の栄養学に信念を持ってきた。秋月式栄養学=ミネラル栄養学である。この時のミネラル栄養論を端的に表現するならば、食塩、ナトリウムイオンは造血細胞に賦活力を与えるもの、砂糖は造血細胞毒素ということになる。
この考え方は、私が長崎医大の放射線教室にいた時、患者や医師や技術者にしていたレントゲン・カーターの治療に一致する。そしていま、この原爆症にも私のミネラル栄養論がそのまま役立つのではないか。私の胸中に信念にも似たものが湧然とわいてきた。「玄米食に塩をつけて握るんだ。からい、濃い味噌汁を、毎食食べるんだ。砂糖は絶対にいかんぞ!」・・・
・・・私は、このミネラル治療法のためこれまで生きながらえ、元気に病院で医師として働いてこられたのだと信じている。私はきわめて虚弱体質であり、1800メートルの距離で原子爆弾を受けた。致死量の放射能でなかったのかもしれない。しかし私や岩永修道士、野口神学生、婦長、村井看護婦その他の職員や、入院患者は、被曝の廃虚の死の灰の上で、その日以来、生活したのである。
その人びとが、もちろん疲労や症状はあったであろうが、それを克服して元気に来る日も来る日も人びとのために立ち働き、誰もこのために死なず、重い原爆症が出現しなかったのは、実にこの秋月式の栄養論、食塩ミネラル治療法のおかげであった。
:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+
田川さんも、水がわりに飯ごうになみなみとそそいで大酒を飲み、疲れと酔いで、そのまま寝てしまい、やっと日が暮れてから大浦に帰りついた。人々は泥と血にまみれ、足もとがおぼつかない田川さんを見て瀕死の重傷と思ったが、ふしぎなことにすっかり元気になっている。とうとう急性あるいは亜急性の放射能症は出なかったのである。・・・
・・・すすめられるままに飲むと、急に身体が温まり、いくらしゃべっても疲れを感じなくなった。学生が帰ってからも、先生は朝夕、薬がわりにアルコールを飲んだ。すると、ぐんぐん力がついて一時は危篤といわれたのに、まもなく起きあがれるようになった。アルコールが効いたとしか考えられないのである。
こういう例はいたるところにあったらしい。なにが効くかわからない。人間の腸粘膜の細胞は、ふしぎなものである。
以前、科学者の方が、この世の中で、科学的に説明がつくのは全体の5%くらい、とおっしゃっていたと聞きました。
つまり、ほとんどのことは、まだ科学的には証明できないようですね。
今の時代は、何かというと、科学的に証明ができないから、信用できない。
という方向に流れがちですが、なぜ効果があるのか解明はできていないが、明らかに効果があった、ある。
こういうものは、素直に受け入れることが必要なのではないでしょうか?
秋月先生と同じように、私も自分の自覚症状を考えてみたのですが、少し貧血気味のところがあるように感じました。
上記のご本の中に、
いまなお放射能症、原爆後遺症、簡単に判断がくだせない貧血症やふしぎな成人病などにとりかこまれて、なんとも悲しい医者をつづけている
という文章がありました。
できるだけ放射能物質は取らないようにしているつもりですが、今流通している食品は、0ベクレルではない、ということの現実を突き付けられたように感じました。
どちらかと言うと、塩分はあまり取らないようにしてきたのですが、最近、意識的に塩を取るようにしたら、身体が塩分を欲しがっているような気がします。
今までより、少し大目に塩を取るように心がけたら、貧血はあまり感じなくなったように思います。
何でも、過ぎたるは及ばざるがごとし、ですが、塩麹なども流行っているようですし、今までより少しだけ塩分を多めにする。というように心がけたらいいのではないでしょうか?
酒は百薬の長、と言いますし、味噌にも解明されていない様々な薬効があるのだと思いますが、では、玄米はどうなのか?
最近、週に何回か玄米を食べているのですが、玄米の効果の1つは、よく噛むことではないかなあと思います。
玄米はあまり噛まずに食べると、消化が悪いので、大きめの1口で30回ほど噛んでいるのですが、よく噛むことで唾液によって有害物質が分解されていく、というようなことがあるのではないかなあと思います。よく噛むと、ガンになりにくい、と聞いたことがありますし・・・。
玄米(低農薬のもの)、塩、味噌汁、酒。
これは、すべての日本人が食生活に取り入れた方がいいように感じますが、特に、福島県の学校給食、福島原発で作業して頂いている作業員の方の食事などは、これをメインにした方がいいのではないかなあ、と思います。
また、
こういう例はいたるところにあったらしい。なにが効くかわからない。人間の腸粘膜の細胞は、ふしぎなものである。
というように、他にも、放射能物質に効果のあるものがありそうですね。
こういう情報を国民全体で共有することが重要なのではないでしょうか?
食べ物は薬と違って、速効性はありませんので、地道な積み重ねが必要ですが、その積み重ねが将来、大きな差を生むことになるのではないでしょうか?
「死の同心円」という本は、2010年に復刻されたようですが、日本が2011年にこのような状態になることを、わかっているかのようなタイミング、ですね。
...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。
原発安全神話に騙され、原爆を落とされたわけでもないのに放射能に脅かされ、騙した人たちは誰一人何も責任を取らず、自分たちがいい加減なことをした後始末を、税金と電気代の値上げという形で国民に負担させる。
こんなことが容認されていいのでしょうか?
独占企業だから、こういうことが平気で行われるのでしょう。
体質を改める、様々な癒着を断ち切るためにも、電力会社は解体するべきなのではないでしょうか?
最近のコメント